介助犬協会、30周年
2025-03-21 16:34:02

日本介助犬協会、30周年記念式典を開催し未来を見据えた新たな一歩

介助犬協会、30周年記念式典の模様をレポート



2025年、社会福祉法人日本介助犬協会が創設30周年を迎えることを祝して、3月14日(金)、東京都千代田区のJA共済ビルで記念式典が開催されました。記念すべきこの日、多くの関係者が集まり、協会の歴史を振り返るとともに、今後の活動に思いを馳せました。

記念式典の概要



式典には、約200名の参加者が集まりました。主催者として会長の橋本久美子氏が挨拶し、副会長の安倍昭恵氏が就任の挨拶を行いました。来賓として衆議院議員の森英介氏や阿部知子氏、介助犬サポート大使として橋幸夫氏、安藤美姫氏が出席し、耳寄りな情報や祝辞を述べました。

また、全国共済農業協同組合連合会の村山美彦氏や、豊田通商株式会社の濱瀬牧子氏も壇上に上がり、それぞれの視点から祝福の言葉を送りました。介助犬使用者を代表しては、小嶋穏未氏が登場し、愛犬ユウと共にスピーチを行いました。

特別な寄贈



式典では、30周年を記念して特別に、介助犬使用者の山内稔氏から絵画「介助犬と夢の中へ」が協会に贈られました。さらに、人気歌手のジュディ・オング氏からのメッセージ動画も上映され、会場は感動的な雰囲気に包まれました。

デモンストレーションと協会のあゆみ



第二部では、PR犬や訓練犬たちによる介助犬デモンストレーションが行われ、橋幸夫氏と安藤美姫氏が特別なゲストとして犬たちに指示を出して、その活躍を披露しました。参加者たちはその様子に感心し、介助犬の重要な役割を再認識しました。

続いて、日本介助犬協会のゼネラルマネージャーである水上言氏、そして日本介助犬使用者の会会長・木村佳友氏が協会の歴史について語るセッションが行われました。協会がボランティア団体から始まり、どのように成長してきたかを説明し、今後のビジョンについても触れました。

今後の活動と介助犬とは



介助犬は、身体に障がいのある人々をサポートします。具体的には、床に落ちた物を拾う、緊急時の連絡手段として携帯電話を運ぶ、靴や靴下を脱がせるなど、利用者のニーズに応じた作業を行います。2024年9月末現在、全国には60頭の介助犬が活動しており、彼らは盲導犬や聴導犬とともに、障がい者の自立と社会参加を促進しています。

日本介助犬協会の活動



日本介助犬協会は、愛知県長久手市と神奈川県横浜市に拠点を置き、全国規模で介助犬の普及活動を展開しています。また、犬たちの個性を活かした取り組みも行っており、動物介在活動や虐待被害者に寄り添う付添犬、様々な障がいを持つ家族に犬を譲渡する「With Youプロジェクト」など、多岐にわたる活動を行っています。

介助犬フェスタ2025の開催



そして、2025年5月17日(土)には愛知県長久手市で「介助犬フェスタ」が開催されることが決まりました。デモンストレーションだけでなく、参加者が介助犬や福祉について学べる多彩な企画が用意されているとのことです。興味がある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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日本介助犬協会への問い合わせは、公式ホームページまたは電話045-476-9005、メールinfo@s-dog.jpまで。



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会社情報

会社名
社会福祉法人 日本介助犬協会
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-9新横浜フジカビル301号室
電話番号
045-476-9005

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