大阪・関西万博2025におけるASEANのPR活動
2025年に予定されている大阪・関西万博。その中で、ASEAN(東南アジア諸国連合)の参加が注目を集めています。この度、国際機関である日本アセアンセンターが、梅田駅前の大型屋外ビジョン「dipビジョン」でASEANのプロモーション動画を放映することが決まりました。この取り組みは、新たな魅力を国内で広げるための重要なステップです。
梅田駅前の大型ビジョンでの展開
大阪を代表する梅田駅前には、毎日の通行者数が約99万人を超えるという圧倒的な人の流れがあります。そこで、ASEANの認知度向上を目指し、毎時2回プロモーション動画が流れ、ASEANの魅力を日本国民に伝える試みが始まります。この動画は6名の若手日本人クリエイターが手がけており、彼らの視点から見たASEANの多様性、文化、人々の活力が独自のスタイルで表現されています。
認知度向上の背景
昨年3月に行われたASEANの認知度調査では、約47%の人々が「ASEANという名前は知っているが、どの国が加盟国か知らない」と回答、そのうち13%は「ASEANの名前も知らない」と答えました。この結果を受け、ASEANの国内での認知度を向上させることが急務であると感じた日本アセアンセンターは、万博を活用したプロモーションを展開することにしたのです。
動画の内容とクリエイターの紹介
プロモーション動画には、ASEANの各国を象徴する独自のグラフィックが使用されています。これらのグラフィックはASEANの文化や多様性を反映した作品となっており、視覚的なインパクトが高く、通行者の目を引くこと間違いなしです。個々のクリエイターのプロフィールや作品については、日本アセアンセンターの公式ウェブサイトやインスタグラム(@aseanjapancentre_pr)でも紹介されています。
大阪・関西万博への期待
動画の最後には、「で、アセアンって何なん?大阪・関西万博ASEANパビリオンに行ってみよう!」というメッセージが表示され、ASEANへの興味を喚起し、万博でのASEAN関連パビリオンの訪問を促しています。このプロモーションにより、ASEANに対する理解が深まることを期待しています。
注意事項
なお、通行中の方の妨げになる行為は避けるようにしてください。また、ビジョンを設置したビルオーナーや施設への直接の問い合わせはご遠慮ください。
ASEANの魅力を改めて知るきっかけとなるこのプロモーションを、ぜひご注目ください。