ハックルベリーとW2の新たな連携
2023年、株式会社ハックルベリー(東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤祐輔)は、「CoreLink for TikTok Shop」という新しいコネクタを発表しました。このコネクタは、W2株式会社(代表取締役:山田大樹)提供のオンラインECプラットフォーム「W2 Unified」やサブスクリプション向け「W2 Repeat」と連携しています。これにより、EC事業者は簡単にTikTok Shopに出店できるようになるのです。
CoreLink for TikTok Shopの概要
「CoreLink for TikTok Shop」は、ECカートやモールからTikTok Shopにデータをスムーズに連携するための新たな機能です。このサービスでは、商品、在庫、受注、キャンセルといったデータのやり取りが自動化され、EC事業者は手間を削減し、出店業務を効率的に行えるようになります。これにより、煩雑なデータ連携作業から解放され、より多くの時間をビジネスに集中できる環境が整います。
特徴と利点
2023年7月現在、「CoreLink for TikTok Shop」にはいくつかの特筆すべき特徴があります。まず、国内初となるTikTok Shop出店の自動化コネクタ機能です。これにより、自社のECサイトとTikTok Shop間でのデータ連携が自動化され、運営がよりスムーズに行えるようになりました。また、将来的にはShopifyを皮切りに、他の多くのECカートとも連携を予定しており、基幹システムとの連携も可能です。
W2 UnifiedとW2 Repeatの強み
W2株式会社の「W2 Unified」は、オールインワンのECプラットフォームとして、多様な商材に対応しています。業界1位のセキュリティを誇り、1,000以上の機能を搭載し、中堅から大手企業の業務効率化を実現しています。また、アパレル、雑貨、食品、医薬品といった様々な商材に対応しており、BtoCとBtoBの混在した業務でも一元管理が可能です。
一方で、「W2 Repeat」は定期購入に特化したプラットフォームです。サブスクリプションコマースに必要な機能をすべて包含しており、売上の平均成長率は驚異の354%を誇ります。このように、両社の連携はEC業界に革新をもたらすと期待されています。
株式会社ハックルベリーのビジョン
ハックルベリーは「流通の未来を、正しいカタチへ」を企業ミッションに掲げています。個別のニーズに応じた良質なシステムの提供と、売上向上を支援することが目標です。ハックルベリーには豊富なスタートアップ経験を持つエンジニアや、意欲的な若手メンバーが多数在籍しており、Shopifyストアの成長を支える強力なチームを構成しています。このような背景から、両社の連携がEC事業者にとって価値あるものとなることでしょう。
多段階に渡るデータ連携を通じて、EC事業者がTikTok Shopにスムーズに参入できることは、ビジネスの拡大に大きく寄与する可能性があります。今後も、ハックルベリーとW2の展開に注目が集まります。