オーレックと雲仙市が連携
2025-06-02 15:07:28

オーレックホールディングスが雲仙市と連携協定を締結、持続可能な未来をつくる

オーレックホールディングスと雲仙市の包括連携協定



2023年5月、株式会社オーレックホールディングス(以下、オーレック)は長崎県雲仙市と包括的な連携協定を締結しました。これにより、地域社会の持続可能な発展に向けた協力を強化し、環境保全や農業支援に寄与することが目指されています。協定の締結は雲仙市の吾妻町にある「ふるさと会館」にて行われ、市の金澤秀三郎市長とオーレックの今村晴彦専務取締役が出席しました。

背景と課題



雲仙市は2023年にゼロカーボンシティを宣言し、持続可能な社会を実現するための取り組みに取り組んでいます。特に、2024年には雲仙天草国立公園が「ゼロカーボンパーク」として登録される予定で、環境保全が強く求められています。

農業分野では、高齢化や人手不足が深刻化し、特に夏季の高温環境や傾斜地での作業による事故リスクが増加しています。農業の継承や次世代への教育も急務とされています。

オーレックは「世の中に役立つものを誰よりも先に創る」という理念の下、これまでも現場の声をもとにした農業機械の開発に注力してきました。今回の協定では、これらの経験を活かし、環境、農業、教育の3つの面で連携を深め、地域の未来づくりを支援することが目的です。

協定の主な内容



1. 農業の安全性と生産性の向上
高リスク作業への対応として、ラジコン式草刈機「RCシリーズ」を活用し、農作業中の事故を防ぐことに貢献します。年に2回の実演会も計画され、実際の活用方法が示される予定です。

2. 環境負荷低減のためのゼロカーボン推進
電動乗用草刈機「eRM」を雲仙天草国立公園に導入し、CO₂を排出しない草刈作業を実証します。この取り組みを通じて、環境に優しい管理体制の確立を目指しています。

3. 次世代への農業・食育教育
地元の小中学校で草刈機の原理や作業の重要性を学ぶ授業を提供し、地域農業への理解を深め、未来の農業担い手を育成します。

4. 地域活性化と市民サービス向上
農業、観光、教育などの分野での連携を通じて地域全体の複雑な課題解決に取り組み、生活の質向上を図ります。

期待される効果



金澤市長は「この協定を通じて、農業支援、脱炭素活動、子供たちへの教育など、幅広い協力を実現し、雲仙市のさらなる発展を図ることができる」とコメントしました。オーレックの今村専務も、地域貢献を企業の社会的責任(CSR)として捉え、地域と共に成長する重要性を強調しています。

この連携協定は、地域社会の持続可能な発展に向けた大きな一歩であり、オーレックと雲仙市の連携が生む新しい価値創造に期待が寄せられています。今後の具体的な実施内容や成果にも目が離せません。

お問い合わせ



オーレックホールディングス経営本部 広報室(担当:関)への問い合わせは、電話0943-32-5002またはメール[email protected]まで。


画像1

会社情報

会社名
株式会社オーレック
住所
八女郡広川町大字日吉548-22
電話番号
0943-32-5072

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。