NFT活用の新ECサービス
2021-03-23 11:00:05
デジタルコンテンツの新時代—SingulaNetがNFTを活用したECサービスを開始
デジタルコンテンツの新たな価値を生み出すSingulaNetの挑戦
エンターテイメント業界がデジタル化の 波に乗る中、SingulaNetが新たに提供を開始したライブ配信&デジタルコンテンツECサービス「LiveTV-Show」は、NFTの発行と販売機能を統合することで、コンテンツの新たな価値を引き出しています。NFT、すなわち非代替性トークンは、デジタル資産に唯一性を与え、より高い価値を付与する技術です。これにより、アーティストはファンに独特なデジタルコンテンツを提供することが可能になり、ファンにとっては、これまでとは異なる形でアーティストを応援する手段が増えることとなります。
Japan Contents Blockchain Initiativeとその目的
Japan Contents Blockchain Initiativeは、日本のメディア・コンテンツ業界がデジタルトランスフォーメーションを加速させるための企業連合体です。2021年3月時点で、株式会社朝日新聞社やエイベックスなど11社が加盟しており、共同でコンソーシアム型ブロックチェーンプラットフォーム「Contents Consortium Blockchain Platform」を運営しています。
このプラットフォームを利用することで、加盟企業はAPIを通じてコンテンツのメタデータを記録し、NFTとして権利を発行することができます。特に、コロナ禍でライブイベントが減少する中で、エンターテイメント業界はリアルグッズ販売の減少という大きな課題に直面しています。そこでSingulaNetは、デジタル上での収益化を進める手段として、NFTを活用したライブ配信の拡充に乗り出すことにしたのです。
SingulaNetの新機能とその影響
SingulaNetが「LiveTV-Show」に導入した新機能では、デジタルコンテンツが、Contents Consortium Blockchain PlatformのNFT APIを通じて、唯一無二のデジタルアートとして販売されます。これにより、アーティストは従来ライブ会場で販売していたリアルグッズ同様に、デジタルコンテンツに対しても高い価値を持たせることが可能です。
具体的には、作詞作曲家のヤマモトショウがプロデュースするアイドルグループ「fishbowl」が、LiveTV-Show内のSHOPで売り出す限定デジタルフォトのNFT化が予定されています。ファンは、ライブ配信を観ながら、日替わりで異なるメンバーのデジタルフォトを手に入れることができます。これにより、ファンはお気に入りのアーティストにより近づき、より深い繋がりを感じることができるようになるでしょう。
未来に向けて
Japan Contents Blockchain Initiativeは今後も、ブロックチェーン技術を活用した新しいビジネスモデルの導入を進め、日本のメディア・コンテンツ産業の成長に寄与することを目指しています。また、国内外の企業からの参加も広く募っています。アフターコロナの新たな形のエンターテイメントとして、デジタルコンテンツとNFTの融合が、今後どのようなドラマを生むのか期待が高まります。
SingulaNetが開発したこの画期的なサービスは、エンターテイメント業界の未来を大きく変える力を秘めています。ファンにとっては、唯一無二の価値あるデジタルグッズを手に入れるチャンスであり、アーティストにとっては新たな収益源とファンとの絆を深める手段となるでしょう。デジタルコンテンツの新時代が、いよいよ幕を開けようとしています。
会社情報
- 会社名
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Japan Contents Blockchain Initiative
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町2-12-10-412
- 電話番号
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