脳波計の新時代を切り開く「XHOLOS Free Gen II」
株式会社CyberneXは、イヤホン型の脳波計デバイス「XHOLOS Ear Brain Interface」シリーズの新モデルとして、「XHOLOS Free Gen II」を発表しました。この新しい脳波計は、装着時の便利さを大幅に向上させ、簡単に脳波の測定ができる仕組みが整っています。2025年4月1日から「Works with XHOLOS」パートナーシッププログラムに参加する企業向けに提供が始まります。
開発の背景
XHOLOS Ear Brain Interfaceシリーズは、耳から脳波を取得することができるBCI(Brain-Computer Interface)デバイスです。従来の脳波計は、装着の不快感や使用時の動作制約が課題とされていましたが、この新型ではこれらの問題を克服。様々なシーンで脳波の測定が容易に行えるようになりました。さらに、CyberneXはBCIプラットフォーム「XHOLOS」やリラックス度を測定する「α Relax Analyzer」との連携により、脳波データの取得から活用までを一貫して行うことが可能です。これにより、脳情報の利用がますます手軽になり、新たな可能性が広がることが期待されています。
「XHOLOS Free Gen II」の特長
マグネットを活用した装着サポート
新モデルでは、本体と電極をつなぐボタン部品にマグネット素材が使用されています。これにより、装着が直感的かつ容易になり、操作の負担を軽減。また、使用時の手間を減少させることで、ストレスのない体験を提供します。
イヤホン型モデル「XHOLOS Sounds」も進化
「XHOLOS Sounds」モデルも進化を遂げています。イヤーピースの電極材料を変更し、信号の安定性を向上。また、装着から計測開始までの時間が大幅に短縮され、ウェット使用時でも以前は約1分を要していた計測準備が、今では装着と同時に可能になりました。さらに、耐久性も向上し、使用寿命は旧モデルの1週間から1ヶ月から3ヶ月以上に延びました。装着感も改善され、長時間の使用でも不快感を軽減するために、素材が柔らかくなっています。
新しいサイズの追加
女性やお子様向けにSSサイズのイヤーピースも新たに追加され、小さな耳の方でも安定して脳波の取得ができるようになりました。
提供開始日
「XHOLOS Free Gen II」は2024年4月1日から「Works with XHOLOS」パートナーシッププログラム参加企業向けに提供されます。
CyberneXについて
株式会社CyberneXは、東京都大田区に本社を構え、2020年に設立されたブレインテックスタートアップです。BCIデバイスの開発に取り組み、脳波データの利用を推進することを企業理念としています。公式サイトは
CyberneXで、問い合わせも受け付けています。