教育DX時代の新たな学びの場
埼玉県にある教育テック大学院大学は、教育、行政、ビジネスの各分野から異なるバックグラウンドを持つ人々が集まり、教育DXの時代に向けた新しい学びのスタイルを提供しています。このたび、同大学院の2期生が2026年4月4日に入学式を迎え、そのスタートとともに新しい「越境型リスキリング」のコミュニティが誕生しました。
2期生の多様性
今年度の入学生は、20代半ばから60代後半までの67名で構成されています。年齢や職業に関係なく、同じテーマに基づいて学び合うことで、個々の経験や知見が豊富に交わり、従来の教育機関とは一線を画すダイナミックな学びの環境が実現されています。
このフルオンライン形式ながらも、実務に密着したディスカッションや探究が日常的に行われており、参加者同士の対話を通じて実践的なスキルが磨かれています。
新しい「越境型コミュニティ」
2期生には、以下のような多様な人材が参加しています。
- - 小・中・高・大学の教育関係者
- - 教育機関のリーダー層(校長・学長など)
- - 自治体や団体の職員
- - IT、金融、宿泊業などの民間企業に勤務する企業人材
このように、多様な視点が凝縮されたコミュニティにより、教育、行政、ビジネスの3つの分野が相互に影響し合い、現場の課題に対する共創的な解決策が模索されています。
現状の教育現場が抱える課題
教育環境のICT整備が進む中、オンライン学習の質の向上や時間と空間を超えた人材育成が求められています。しかし、一つの専門領域ではこれらの課題解決が難しいことも事実です。そのため、教育、テクノロジー、経営の視点を横断した知見の重要性が高まっています。
教育テック大学院大学は、このような社会的なニーズに応えるため、分野を超えた人材育成を推進しています。
グローバルな学びの場として
この大学院には、日本国内だけでなく、カンボジアや中国など多国籍の院生が在籍しています。現時点では日本に在住の院生が中心ですが、今後はオンライン環境を活用し、国境を越えた多文化共創の場としての機能を強化していく予定です。
学長の思い
学長の竹村治雄氏は、「本学は知識を得る場ではなく、教育の未来をともに創り上げる場です。多様な背景を持つ方々が出会い、対話し続ける中で、新たな価値が生まれることを期待しています」とコメントしています。
未来への展望
教育テック大学院大学は、「世界中の学校を救う学校になる」という理念のもと、教育DX人材の育成に注力します。今後は教育機関や自治体、企業、NPOとの連携を進め、現場の課題を解決するための教育・研究活動を展開。さらに、英国スコットランドの名門パブリック・スクールであるゴードンストウン校との姉妹校「ゴードンストウン・スクール日本校(仮称)」を2027年に和歌山市に開設予定で、グローバルで活躍できる人材育成に努めていく方針です。
教育テック大学院大学は、越境型リスキリングという新たな学びのスタイルを通じて、未来の教育を支える人材を育成し続けます。