国産飼料で「びん牛乳」を安定供給!グリーンコープ共同体が目指す新しい産直
国産飼料で「びん牛乳」を安定供給!グリーンコープ共同体が目指す新しい産直
輸入飼料の高騰が続く中、一般社団法人グリーンコープ共同体は、国産飼料で牛乳を安定供給できる一貫体制の構築に乗り出しました。
2023年夏、下郷農業協同組合、耶馬溪酪農組合との協定に基づき、日本最大級の取り組みをスタートさせます。1000頭規模の酪農場、年間15000トン規模の国産飼料をつくるためのTMRセンター、年間700万本のびん牛乳工場を建設し、生産から流通、経営まで一体となった「新しい産直」を目指します。
この取り組みの鍵を握るのが、飼料用トウモロコシであるサイレージコーンです。グリーンコープ共同体は、サイレージコーンの収穫方法や経営理念について学ぶため、鹿児島県志布志市の株式会社さかうえを訪問し、研修会を開催します。
株式会社さかうえ:100% Made in Japanの畜産物を目指すリーディングカンパニー
株式会社さかうえは、契約栽培事業、牧草飼料事業、IT化事業、肉牛事業の4本柱で、既存の農業の枠にとらわれない農業のリーディングカンパニーです。数々のメディアにも取り上げられるさかうえは、畜産農家向けに栄養価の高い飼料用トウモロコシであるデントコーンを大規模に栽培し、独自のノウハウでサイレージに加工した牧草飼料を製造、販売しています。
研修会では、サイレージコーンの収穫方法やさかうえの経営理念を学ぶ
今回の研修会では、さかうえの皆様に講師をお願いし、サイレージコーンの収穫タイミングや収穫方法を視察します。その後、国民宿舎ボルベリアダグリにて、さかうえの経営理念とデントコーンサイレージ生産について講演会を開催します。
グリーンコープ共同体の取り組み:安心・安全な食べ物を子どもたちに
グリーンコープ共同体は、2018年に設立された一般社団法人です。九州、近畿、中国、そして福島を含む16の生協、各種団体が連携し、「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という想いのもと、それぞれの地域に根ざした活動を展開しています。
今回の国産飼料による牛乳の安定供給は、その想いの実現に向けた大きな一歩です。グリーンコープ共同体の取り組みが、日本の農業の未来を拓くのか注目されます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人グリーンコープ共同体
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
- 電話番号
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092-481-4800