読み書き困難指導・支援講座 第9期 開講のお知らせ
近年、教育界では読み書きに困難を抱える子どもたちへの支援が特に重要視されています。そんな中、特定非営利活動法人『エッジ』では、「読み書き困難指導・支援講座」の第9期を開講いたします。このeラーニング講座では、当事者のニーズに応じた具体的な指導法を学ぶことができます。
読み書きに困難を抱える子どもたちの現状
国の調査によると、約8%の子どもたちが読み書きに困難を抱えているとされ、40人の学級においては3人程度がこの問題に直面しているとされています。2024年4月1日より施行される障害者差別解消法の改正により、教育現場での合理的配慮が義務化され、いかなる学校でも適切な配慮が求められるようになります。これにより、支援者や教職員の育成が重要な課題となっているのです。
講座内容について
この講座は、受講者が具体的な支援技術を学ぶことを目的としています。講座の内容には次のようなテーマが含まれます:
- - 読み書き困難とは何かの理解
- - 支援に必要な心構え
- - 困難を抱える児童へのアセスメント
- - 教材やICTツールの活用法
- - 英語指導のアプローチ
受講者は、講座を通じて現場に役立つ実践的な方法を習得することができます。さらに、2025年2月にはフォローアップセミナーが予定されており、参加者同士での情報交換や実際の事例に基づくディスカッションを行うことができます。
受講情報
- - 申込期間:申し込み決済後から2025年1月13日まで
- - 受講料:18,700円(学生割引あり)
- - 視聴時間:約9時間(受講期間内で何度でも視聴可能)
- - 申込方法:公式ウェブサイト(https://npoedgemooc09.peatix.com)でお申し込みください。
参加者の声
講座を受講した参加者からは「具体的な支援方法を学べたのが良かった」「教員としてインクルーシブ教育の理解を深めることができた」との声が寄せられています。特に、親や保護者からは、支援の具体的な方法が理解できた点が高く評価されています。
認定NPO法人エッジの役割
認定NPO法人エッジは、ディスレクシアをはじめとする読み書きに困難を持つ子どもたちを支援するため、様々な啓発活動を行っています。代表の藤堂栄子は、政府の特別支援教育関連委員会にも参加し、より良い教育環境を実現するために尽力しています。団体の活動は、寄付や支援によって支えられており、各方面からのサポートが求められています。
私たちが目指すのは、すべての子どもたちが持てる力を発揮できる社会です。ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしております。