新たな観光PRブースが関西国際空港に登場
2025年の大阪・関西万博に向け、関西国際空港に観光PRブースが設置されることが発表されました。このブースは、万博の開催機運を高めるため、国内外から訪れる旅行者に向けて、広域周遊観光を促進する役割を担います。
2024年10月11日にオープンするこのブースでは、地域の観光関係者が日替わりで工夫を凝らしたPRを行い、関西やその周辺地域の魅力を伝えていく予定です。特に注目すべきは、デジタル化された「関西広域デジタルマップ」と、NTTが開発した技術による「バイブロスケープ」という疑似体験ができる展示です。
PRブースの設置と特徴
ブースは関西国際空港の第1ターミナルの国際線・国内線到着フロアに設置され、2024年10月11日から2025年10月13日までの期間運営されます。
- - 設置場所: 関西国際空港第1ターミナル1階
- - 運営時間: 毎日9時から18時まで
特に万博開催後の2025年4月以降は、さらなる調整が行われる予定です。
このブースでは、観光関係者が地域ごとに魅力をアピールし、訪問者がさまざまな地域の観光コンテンツにアクセスしやすくなります。デジタルマップはアプリのダウンロード不要で、位置情報と連動しています。
オープニングセレモニーの内容
オープン初日には、特別なセレモニーも行われ、関係者が登壇して挨拶を行います。登壇予定者には国土交通省近畿運輸局の局長や関西エアポート株式会社の専務執行役員、一般財団法人関西観光本部の代表理事など、各界の重要人物が名を連ね、ブースの魅力やポイントを説明します。
- - 日時: 2024年10月11日(金)10時30分~11時
オープニングセレモニー終了後は、関西広域デジタルマップやバイブロスケープの体験取材が実施されます。参加者は最新の技術を使った観光体験ができる貴重な機会となります。
デジタルマップとバイブロスケープの体験
デジタルマップ「Dig the LOCAL in KANSAI」
関西広域デジタルマップは、旅行者が関西2府8県の観光情報に簡単にアクセスできるように設計されています。このマップは、独自のイラストで各地の魅力を集約し、視覚的にも楽しむことができる内容になっています。
NTTの技術「バイブロスケープ」
参加者は、映像と音に加えて、足元で感じる振動を通じて、イベントに連動したダイナミックな観光体験に挑戦できます。これは、まるでその場にいるかのような新しい形の観光の楽しみ方として注目されています。
この取り組みを通じて、関西の観光の魅力をさらに引き出し、多くの旅行者に向けた情報発信をしていくことが期待されます。大阪・関西万博をきっかけに、地域の観光産業が活性化することを願っています。