六甲山スノーパークでは、2023年の冬シーズンに向けた準備が着々と進んでいます。スノーパークを運営する六甲山観光株式会社は、10月21日から雪づくりを開始し、11月30日にシーズンオープンを迎えます。これにより、スキーやスノーボードはもちろん、家族や学校団体での利用も可能な多様なウィンターレジャーが楽しめる「雪のテーマパーク」として多くの来場者を迎える予定です。
今シーズンも、六甲山スノーパークは、造雪システム「アイスクラッシャーシステム」を導入しており、豊富な雪を供給します。具体的には、オープンから2025年3月9日までの間、計100日間にわたってゲレンデを提供する予定です。このシステムにより、約9,600トンの雪を造ることができるため、安定したウィンターレジャー体験が期待されています。
造雪作業においては、製氷機から送られる空気圧を利用して、パイプを通じて雪を作り出します。1日に約240トンの雪を造雪し、合計で約50山の雪山を準備する計画です。オープン前日には、雪上車を使って滑らかなゲレンデを作る作業も行われ、準備が整います。さらには、造雪活動はシーズンオープン後も続けられます。
「アイスクラッシャーシステム」とは、冷却プレートに水を垂らして氷を作り、その後温気を注入して氷の板を取り出すという方法によって雪を生成します。この技術により季節ごとに適した雪を作成することができているのです。シーズンが始まる10月21日には、このシステムの内部も見学可能ですので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
また、六甲山スノーパークでは、スキーやスノーボードを初めて体験する方々にも優しい環境が整っています。未経験者でも安心して楽しむことができ、家族連れや国際的な観光客にも向けた快適な施設が用意されています。この冬は、六甲山スノーパークで素晴らしいウィンターレジャー体験をお楽しみください。
詳しい情報は、六甲山ポータルサイトや公式リリースをご覧ください。