若者と地域の架け橋
2026-04-08 09:28:28

大学生が地域活性化を目指し新たな挑戦を開始 - 福山「S-colle」誕生の背景

若者と地域をつなぐ新たな試みがやって来た



広島県の福山市で、若者の転出超過が続いている問題に対し、学生たちが自らの手で新たなコミュニティ「S-colle」を発足させました。この取り組みは、地元の魅力を伝えるだけでなく、若者自身が地域を知る機会を提供することを目指しています。昨年の5月に行われた第1回イベント「福山しごト〜ク vol.1」では、地域の就職や起業についての実体験を学ぶ場が設けられました。

若者が地域を選ばない理由


これまで、福山市では「定住促進策」や「採用強化」といった行政や企業の施策が打ち出されてきましたが、その多くは大人たちが若者の選択を推測し設計されたものでした。しかし、学生たちの視点から見ると、問題の本質は違うことに気づきました。金盛舜也(九州大学)代表が言うには、「若者は地元の企業や働き方に触れる機会がなく、比較対象としての材料を持っていない」ことが大きな要因だと指摘しています。

今までの施策が理解不足の上に成り立っていたことが、地域に留まる理由を見えにくくしていたのです。この新たな問いの立て方が、S-colleの発足のきっかけとなっており、学生たちが主導する形で地域の魅力を見つけ出そうとしています。

学生の言葉で動き出す瞬間


一般社団法人ミライゴトの角田千鶴代表理事は、「学生が自分の言葉で動き出す瞬間をつくることが最も難しい」と語ります。このS-colleの取り組みは、まさにその瞬間を大切にし、「やりたい」を支える環境を整えることを目指しています。これは一般的な学生主体の活動とは異なり、課題設定や解決策の設計を自ら行う点が大きな特徴です。

若者に必要な機会


S-colleでは、就職活動における課題として以下の点を挙げています:
  • - 給与や知名度で選ぶ就活が、学生の本音を置き去りにしていること。
  • - 「都会=正解、地元=妥協」という無意識のバイアスが、比較を歪めていること。
  • - 本音で将来を話せる場が欠如していること。
  • - 自分に合う会社を探すための事前の自己分析機会が不足していること。

学生自身が見出したこれらの問題に対し、S-colleは実際の体験を通じて様々な選択肢を提供しようとしています。第1回イベントでは、地元就職・都会就職・起業といった異なる道を歩んだ登壇者からのリアルな話を聞ける貴重な機会が提供されました。

具体的な今後の活動計画


S-colleは2026年度にわたって「福山しごト〜ク」の定期開催を予定しており、ミライゴトが主催する「PitchMatch」や「Sta-sh」との連携も進めていく予定です。年間を通じて7回の学生向けイベントを企画し、地域や企業との連携を強化し続けます。

その取り組みを通じて、学生が自ら地域の課題を認識し、アクションを起こすことで、地元の魅力を再発見する機会が提供されることが期待されます。これは、単なる地域活性化の試みではなく、地域そのものを学生たち自身が未来の舞台にすることを目指しています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
一般社団法人ミライゴト
住所
広島県福山市東町3-10-15
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 広島県 福山市 大学生 福山 S-colle

Wiki3: 広島県 福山市 大学生 福山 S-colle

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。