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山田りささん、女子サッカーで世界に挑戦

広島県福山市出身の山田りささんが、米国の名門大学UCデービスで女子サッカーに挑戦することが決まりました。大学から授業料と寮費が全額免除される素晴らしいオファーを得た彼女は、この機会を活かしてさらなる成長を目指しています。彼女のサッカー経歴や留学の背景について掘り下げてみましょう。

UCデービスの魅力

カリフォルニア州に位置するUCデービスは、2021年度のタイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる世界大学ランキングで64位という優れた評価を受けている公立大学です。この大学は、全米大学体育協会の最高峰NCAAディビジョン1に所属しており、サッカーを含む合計24の競技が展開されています。そのため、学生アスリートとしても高いレベルでの経験が期待できる環境です。

サッカー部契約までの道のり

山田さんは、FCバイエルンツネイシレディースでのプレーを経て、大阪桐蔭高校女子サッカー部に入部。その後、彼女の留学への道が始まります。高校時代のイタリア遠征を経て、米国への興味が芽生えましたが、初めての海外での生活に不安を抱えていたようです。しかし、テキサス州のヒル短期大学に入学し、サッカー部に加入することで支え合える仲間たちと出会い、その不安を克服していきました。彼女は、フレンドリーな教員やチームメイトとの関係を通じて成長し、2019年11月には全米大会のベストイレブンに選出されました。

大学生活の中で、さまざまな試練にも直面しましたが、彼女はそれを乗り越えて奮闘し続けました。新型コロナウイルスの影響や寒波による停電といった困難もありましたが、山田さんは勉強とサッカーに真摯に取り組む姿勢を崩しませんでした。

試合中、彼女のダイナミックなプレースタイルは多くの関心を集め、全米大会に出場した際には、複数の大学が彼女に接触しました。最終的には、UCデービスのサッカー部監督であるトレーシー・ハム氏からの全額免除のオファーが彼女を引き寄せ、契約へと至りました。

山田りささんのプロフィール

彼女は2000年1月13日、広島県福山市で誕生しました。FCバイエルンツネイシレディースでサッカーに目覚め、大阪桐蔭高校では女子サッカー部に所属。卒業後、米国のヒル短期大学に進学し、現在はUCデービスに編入学する予定です。ポジションはミッドフィルダーで、今年は背番号10を背負ってシーズンに臨みます。

株式会社WithYouのサポート

彼女の留学を支援するのが、株式会社WithYouです。元Jリーグ選手の中村亮社長が設立した同社は、選手たちが夢を実現するための手助けをしています。彼らは、アスリートが英語を学ぶプロセスを重視し、日本の高校生や大学生が米国の大学体育会に進学できるよう、サポートを行っています。実績として、2021年には80名を超える選手がこのプログラムを通じて合格を果たしました。

山田りささんの挑戦は、多くの若いアスリートたちにとって、夢や可能性の象徴です。彼女の剣闘の姿勢は、新しい環境でのチャレンジを通じて、一層の成長を遂げることを期待させてくれます。

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