職員の健康を支える新サービス:アンドエルワークの導入
北海道石狩市に拠点を置く社会福祉法人石狩友愛福祉会が、職員の福利厚生向上に向けて健康支援サービス「アンドエルワーク」を導入しました。これは、約410名の職員が在籍する同法人で、特に最大規模の介護事業所「石狩希久の園」で活用されています。ここでは、導入の背景や実際の効果について詳しくお伝えします。
導入の背景:職員の働きやすさを目指して
石狩友愛福祉会では、「職員が働きやすい環境づくり」を重視しています。介護現場では、雨や雪といった厳しい気象条件にも怯むことなく出勤する職員が大半です。そんな中、体調に不安を抱えながらも通院をためらう場面が多く、職員の健康維持が重要な課題となっていました。
「アンドエルワーク」の導入を主導した施設長の西本様は、以前からオンライン診療による利便性に気づいていました。入居者向けのオンライン診療を5年間継続していた経験から、従業員にもこの便利さを活用できればとの思いが強くなっていたのです。西本様は、このサービスがオンライン診察を可能にし、通院のための時間を大幅に短縮できる利点を評価しました。
「アンドエルワーク」の特徴と選定理由
西本様は多数のサービスがある中、「アンドエルワーク」を選んだ理由を以下のように振り返ります。
- - オンライン診察の提供:外出せずとも医師の診察が受けられる。
- - お薬の受け取り方法:自宅への郵送配送が選べる点が大きな魅力。
- - 業務に穴を開けずに受診可能:短い時間内で診察が終えられるため、業務の負担が軽減されます。
現地の厳しい気候条件を考えると、薬を自宅に郵送してもらえるサービスは非常に貴重です。これにより、職員は通勤時間や移動時間のロスを減らし、効率的に健康管理に努めることが可能になります。
導入の効果:利用の広がりと職員の意識変化
約1年が経過し、「アンドエルワーク」の利用は着実に増加しています。職員は勤務の合間に、わずか10〜15分で受診できるため、健康管理のストレスが軽減され、必要な時に医療へのアクセスが容易になりました。
最初は興味を持つ職員に対しての呼びかけから始まりましたが、現在では毎月必ず誰かが利用する状態が続いています。特に最近の半年では、利用件数が目に見えて増加しており、職員たちの健康維持への意識が高まっていることが伺えます。
また、アレルギーなどで定期受診が必要な職員からは、「病院に行くことへの心理的ハードルがほとんどなくなった」という声も寄せられています。さらに、福利厚生を重視する職場環境が職員の提案を引き出す結果に繋がり、職員自らが職場の健康管理の質を向上させようとする意識が芽生えているのです。
このように「アンドエルワーク」の提供により、職員の健康が守られるだけでなく、入居者へのケアの質も向上するという好循環が生まれています。職員の声を大切にし、働きやすい環境を整えることで、より良い介護現場が実現しているのです。
まとめ:介護分野における新たな取り組み
社会福祉法人石狩友愛福祉会は、オンライン診療の導入を通じて、職員が安心して働ける環境を整えています。福利厚生への意識の変化は、組織全体の質を高め、最終的には入居者への様々なサービスが向上する結果に結びついています。今後もこのような新たな取り組みが広がり、介護分野のさらなる発展に寄与することを期待したいと思います。