環境保全に挑む 二つの力のコラボレーション
関西大学と象印マホービン株式会社が手を組み、プラスチックごみ削減に向けた取り組みが始まりました。2023年10月より展開されている「ECOひいきプロジェクト」は、特に学生の力を借りて、マイボトルの利用促進を目指しています。このプロジェクトは、関西大学が提唱する「SDGsパートナー制度」にも組み込まれ、両者が持つリソースを活かしていくことに特化しています。このような連携は、環境問題を考える上で重要な役割を果たします。
ECOひいきプロジェクトの概要
「ECOひいきプロジェクト」は、関西大学の学生が中心となり、様々な活動を通じてマイボトル所持者を「ECOひいき」することを目的としています。2024年5月から始まったこの企画では、学生たちがアイデアを出し合い、環境への配慮をもって学内外で活動を展開しています。第2期の活動には約20名の学生が参加し、プラスチックごみ削減やエネルギー資源の節約に向けた様々な企画の立案と実施を行っています。
2025年度の具体的な取り組み
1. マイボトル講座の実施(5月):
象印マホービンの本社にて、マイボトルについての講義が行われ、グループワークを通じて、今後の方針も策定されました。さらに、まほうびん記念館での見学も予定されています。
2. フィールドワーク(6月):
関大の学生たちが「リユース容器シェアリングサービス」の実証実験を行っているシアトルズベストコーヒー淀屋橋店を訪問。環境負荷を低減するための活動について講義も受けました。
3. 万博での成果発表(7月):
大阪・関西万博での「TEAM EXPO2025プログラム」に登録し、「ECOひいきプロジェクト」の成果を発表しました。
4. フォトコンテストの開催(11月):
他の大学との連携企画としてフォトコンテストを実施し、創造性を競い合いました。
5. エコあまフェスタの開催(11月):
ペットボトルのキャップを利用したマイボトル用アクセサリー作りのワークショップも展開。廃棄予定の素材の価値を新たに考えさせる機会を提供しました。
6. WEBサイトの制作(12月):
学生たちが参加した活動内容をまとめたWEBサイトも制作され、プロジェクトの認知度を高めています。
7. マイボトル洗浄機の設置(1月):
学内では象印マホービン製のマイボトル洗浄機が設置され、学生たちが手軽にマイボトルを清潔に保つことができる環境が整えられました。
8. 環境フェスティバルへの出展(2月):
地域のイベントである『京都環境フェスティバル』には、他の大学と共同出展し、こどもたちに環境問題を考えるきっかけとなる企画を提供しました。
9. 修了式と成果報告(3月):
プロジェクトの1年間の活動を振り返り、学生たちは自身の成長を報告。周囲への影響を実感し、マイボトルの魅力を伝える大切さを再認識しました。
このように、関西大学と象印マホービンによる「ECOひいきプロジェクト」はただのキャンパス内の活動に留まらず、地域社会全体を巻き込んで環境問題への関心を高めています。持続可能な社会を実現するために、これからも進化し続けるこのプロジェクトに注目が集まります。