ウェブ会議が進化する!「Waaarp」の登場
岩崎通信機株式会社は、2020年7月1日より新しいWeb会議システム「Waaarp」を無償で提供開始しました。この「Waaarp」は、アプリのダウンロードが不要で、簡単に利用できることを特徴としています。テレワークや営業活動の場面で役立つこのシステムは、高度なセキュリティも備えており、業務利用に適した信頼性があります。
Waaarpとは?
「Waaarp」は、まるで瞬時に移動したように、スムーズに会議が開始できるというコンセプトを持ったシステムです。利用者が簡単に参加できるため、社内外を問わず、幅広い場面で活用されることが期待されています。
特徴と利便性
旧来のWeb会議システムでは、多くの場合アプリのインストールが必要でしたが、Waaarpはその必要がありません。利用方法は至ってシンプルです。まず、Waaarpのウェブサイトにアクセスし、メールアドレスと氏名を登録。その後、会議室名を入力して入室ボタンを押すだけです。これにより、参加者はアプリを用意することなく、即座に会議に参加できるのです。
高セキュリティの実現
Waaarpは、ビジネス用途において特に重要なセキュリティ面にも配慮されています。会議の前にパスワードを設定し、許可されたメンバーのみが入室できる仕組みを採用。また、会議の映像や音声データはサーバに蓄積されないため、終了後の流出の心配もありません。通信はSSL方式を使用しており、データの盗聴や改ざんから守られています。
便利な機能が満載
- - 画面共有:会議中に自分のデスクトップ画面を他の参加者と共有できます。アプリケーション単位での共有も可能です。
- - 発言者優先表示:参加者が多い場合でも、発言者を優先的に表示する機能があります。
- - チャット機能:文字メッセージを参加者全員に送信可能で、議論を円滑に進めることができます。
無償提供の詳細
Waaarpは2020年7月1日から9月30日までの期間、無償で利用可能です。参加者数は最大16名までで、会議室の利用時間は最大2時間です。使用する端末に関しては、PC、スマホ、タブレットが利用可能で、すべての端末にカメラやマイク、スピーカーが必要となります。
共同開発の経緯
Waaarpは、株式会社grabssと株式会社フライング・ペンギンズとの共同開発により実現しました。grabssは、法人向けの高機能Web会議システム「BIZMEE」を手掛ける実績があります。一方、フライング・ペンギンズは、UXデザインに特化した企業で、両社の強みを活かしながら、使いやすさと機能性を兼ね備えたシステムが完成しました。
終わりに
今後、Waaarpは単なるWeb会議システムにとどまらず、企業のニーズに合わせたカスタマイズが可能な「コミュニケーションプラットフォーム」として進化が期待されています。テレワークという新たな働き方をサポートし、ビジネスの現場でのコミュニケーションの質を高めることで、多くの人々の仕事環境を改善することを目指します。興味のある方は、ぜひ公式サイトから詳細を確認してください。