ロッテアライに新装置
2022-11-28 14:07:23
ロッテアライスキー場に安全な雪崩対策システムが導入されました
ロッテアライスキー場が新たに導入した雪崩対策システム
ロッテアライスキー場は、フランスのMND社から2基の最先端のリモート雪崩コントロールシステムを導入しました。この新たな装置は、スキー場の雪崩に対する安全対策をさらに強化し、アジア地域における雪崩リスク管理の革新を目指しています。
MND社とその雪崩対策技術
フランスのMND社は、30年以上の間、雪崩防止システムのパイオニアとして知られています。非爆発式の雪崩誘発装置であるO'BellX™をはじめとして、Gazex™やDaisyBell™などの特許製品を提供し、確固たる地位を築いてきました。これらの装置は、世界中で雪崩リスクの管理を可能にしており、スタッフや利用者の安全を保障します。MNDの装置は、爆発物を一切使用していない点が特長で、これにより周囲の環境や生態系にも配慮されています。
МND社が日本における役割
日本市場においてもMND社は、長野の白馬コルチナや新潟のアライリゾートなどで積極的な導入を行ってきました。特に、ロッテアライスキー場には、2017年に初心者向けのイルミネーション付きベルトコンベアを設置し、2020年には栂池高原で人工降雪機を導入しているなど、スキーリゾートのインフラ現代化に寄与してきました。これにより、訪れるスキーヤーが安全に楽しめる環境を整備しています。
今後の展望
ロッテアライスキー場に新たに設置されたO'BellX™は、特に悪天候や雪崩リスクが高まるシーズンにおいて、その効果を発揮することでしょう。この取り組みを通じて、スキーエリアの安全性がさらに高まることが期待されています。MND社は、今後もさまざまなソリューションを提供し、山岳環境での安全性向上に寄与していきます。
MND社について
MND社は、フランスを拠点とする産業グループであり、ロープウェイ、人工降雪システム、そして山岳安全対策に特化した企業として知られています。49カ国にわたる3,000を超える顧客にサービスを提供し、持続可能なソリューションを展開しているMNDは、業界での豊富な経験を基にした確かな安全対策を提供しています。さらに、パリのユーロネクスト成長市場に上場し、グローバルな展開を進めていることも特筆すべき点です。今後の展望に注目です。
安全で楽しいスキー体験を提供するために、常に進化するMND社の取り組みは、多くのスキーヤーにとって心強い味方となるでしょう。雪崩対策の最新技術が導入されたロッテアライスキー場は、今後もその名を世界に広めることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社デボルターレ
- 住所
- 千葉県千葉市稲毛区園生町452-3
- 電話番号
-
050-1494-8105