ソフトウェア資産管理を学ぶ場、『SAM World 2016』の開催
2016年6月10日、東京都新宿区で開催される『SAM World 2016』は、ソフトウェア資産管理(SAM)に関する大規模な総合イベントです。このイベントは、仮想化やクラウドコンピューティングが進化する中で、情報セキュリティやコンプライアンスの観点から企業にとって不可欠なIT資産管理をテーマにしています。
この機会は、社内のIT資産管理運用に携わる担当者だけでなく、SAMを提供するツールベンダーやコンサルティング会社の営業職ともに、幅広い知識を持った参加者が一堂に会します。講演やセッションを通じて最新のトレンドや実践的な手法が学べるため、業務に役立つ情報が手に入ります。
注目講演者とプログラム
特に注目すべき講演者には、佐賀県の前最高情報統括監である森本登志男氏と、BSAザ・ソフトウェアアライアンスの顧問弁護士である石原修氏がいます。彼らはそれぞれの専門的な視点から、情報セキュリティやライセンス管理の重要性を解説し、具体的な事例に基づいた講演を行います。
基調講演
- - タイトル: 情報セキュリティから見たIT資産管理の重要性~IT先進県佐賀県の事例から~
- - 講演者: 森本登志男氏
- - 内容: 森本氏は、佐賀県がどのようにIT資産を管理し、情報セキュリティを確保しているのかを具体的に解説します。組織におけるIT資産管理の意義を理解する貴重な機会となるでしょう。
特別講演
- - タイトル: 弁護士が解説!不正コピーが引き起こす重大リスクとライセンス管理の重要性
- - 講演者: 石原修氏
- - 内容: 不適切なライセンス管理に潜むリスクを指摘し、SAMの必要性を実例を交えて紹介します。法律的な視点からのアドバイスが得られる貴重なセッションです。
ユーザー講演
- - タイトル: 建設業におけるソフトウェア資産管理~現状把握とSAM監査への対応~
- - 講演者: 森幸雄氏
- - 内容: 建設業界での特異性に着目し、ライセンス監査への対応と実地調査の苦労について語ります。実践的な知見が満載です。
セッションの多様性
今年の『SAM World 2016』では、参加者のニーズに応えるために個別セッションを「SAMACセッション」「後援企業セッション」「会員企業セッション」の3カテゴリーに分けています。ここでは、各分野の専門家が課題解決に向けた具体的なアプローチを提案します。
イベント詳細情報
開催日は平成28年6月10日(金)で、会場はベルサール新宿グランド5Fです。参加は無料ですが、事前登録が必要で、定員は300名になっています。興味のある方は、公式ウェブサイト(http://www.samac.or.jp/samworld/2016/)から申し込みが可能です。
アクセス情報
東京メトロ丸ノ内線の「西新宿駅」からは徒歩約3分、都営大江戸線「都庁前駅」から約6分、JR各線「新宿駅」からは約9分でアクセスできます。この好立地もイベント参加のハードルを下げています。
結論
『SAM World 2016』は、業界内外の専門家とつながる絶好のチャンスであり、IT資産管理の最新情報をキャッチアップする場です。多様なセッションや講演を通じて、参加者それぞれが新たな知識を得ることを期待できるでしょう。参加を検討している方はぜひこの貴重な機会を逃さないようにしましょう。