アパレル業界を変える株式会社ハイクリが資金調達を成功させる
株式会社ハイクリは、東京都中野区に拠点を構えるAIスタートアップで、アパレル産業の効率化を目指しています。最近行われたプレシードラウンドにおいて、第三者割当増資を実施し、さらなる事業展開を加速させるための資金を調達しました。
資金調達の背景と目的
アパレル業界では在庫の過剰や短命な商品サイクルが収益構造の改善を大きく阻んでいます。ハイクリは、MD支援AISaaSを活用し、業界の非効率的な在庫管理や販売戦略を改善することに注力しています。今回の資金調達により、全自動化を進める新機能の開発に力を入れ、アパレル・EC業界の革新を図っていく計画です。
「誰もがアイデアを表現できる世界」を実現するというビジョンのもと、ハイクリは革新的なプロダクトの拡充と市場展開を進める準備が整いました。
ハイクリの事業内容とは?
同社のMD支援AISaaSは、在庫消化日数予測、売れ点数の予測、適正価格の提案などの多様な機能を備えており、各ブランドの在庫管理や販売戦略を効率化しています。これによって欠品リスクの低減と粗利率の向上が実現され、業界全体の収益性改善に寄与しています。
将来的には、従来の手作業やExcel中心の管理業務から脱却し、AIがエージェントとして支援する体制を築いていく予定です。販売管理の自動化や具体的な仕入れ数、販促に関するAI提案を取り入れ、在庫管理から発注・価格設定・販促に至るまでを一元化したサービスの実現を目指しています。
資金調達の詳細
今回の調達は、第三者割当増資の形式で行われ、主に新規事業の開発や事業拡大に伴う人材採用に使用される予定です。引受先には、生成AI特化ファンドを運営する株式会社ANOBAKAが名を連ねています。
群馬県-basedのANOBAKAの代表取締役、長野氏は「ハイクリの取り組みがアパレル業界をアップデートしていくことを楽しみにしています」とコメントしています。
代表の意気込み
ハイクリの代表取締役兼松洋輔は、この度の資金調達を機に飛躍的な成長を遂げると信じています。若き起業家である兼松氏は、ステークホルダーと共に社会に大きな影響を与える所存を明らかにしています。「刀折れ矢尽きるとも、必ず会社を成長させ、社会に貢献します」との力強い意気込みに、多くの期待が寄せられています。
採用情報
また、ハイクリはこの資金調達を用いて人材採用を進める予定です。エンジニアやBizDev、営業など、多岐にわたる職種で業界の改革を共に進める仲間を広く募集しています。アパレルとEC業界に革新をもたらす情熱を持つ方々には絶好のチャンスです。
採用に関する詳細は、公式採用ページにて確認することができます。
会社概要
株式会社ハイクリは、2024年5月に設立され、ファッション業界向けのAISaaS事業やAIシステムの受託開発、環境事業を展開しています。今後の成長に向けて、期待が高まる企業の一つと言えるでしょう。
詳しい情報やサービスに関する資料請求、取材などのお問い合わせは、公式ホームページからの連絡をお待ちしております。