YouTubeアニメ「テイコウペンギン」の急成長
アニメファンの間で注目を集めているYouTubeチャンネル「テイコウペンギン」。半年足らずで登録者数が31万人を超え、再生回数も月間2000万回を突破しました。この急成長の背景には、運営会社である株式会社Plottの力強い戦略があります。
資金調達の目的
最近、Plottは累計5000万円の資金調達を実施しました。この資金は、アニメや漫画動画をより多くのチャンネルで展開するための人材獲得や新規コンテンツ制作に向けられます。引受先には、gumi venturesやブレイクポイント、Tokyo XR Startupsなどがあります。これにより、PlottはYouTube発のIP展開を強化していくことを目指しています。
Plottのコンセプト
Plottという社名は、物語のプロットに由来しています。
彼らの理念は「新しいコンテンツを生み出し続ける」ことであり、そのためにはデータドリブンでの創作が重要であると考えています。また、「++」(インクリメント)を用いて、コンテンツをエンジニアリングし続ける発想も込められています。こうした取り組みにより、Plottは常に新しいことに挑戦し続ける姿勢を示しています。
テイコウペンギンの世界
「テイコウペンギン」は、ブラック企業で働くペンギンやパンダが織りなすコメディアニメです。彼らのコミカルな日常を描くことで、多くの視聴者から支持を受けています。今後は、アニメにとどまらず、グッズや書籍などの展開も期待されています。
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制作からIP展開までの挑戦
Plottの代表は、アニメ業界の仕組みを変えたいという強い思いを持っています。これまでのアニメ制作は、制作者と版権保持者が分かれているため、利益が制作側に還元されにくい構造を抱えていました。しかし、Plottは制作からIP展開までを自社で行うことで、より良質なコンテンツを生み出そうとしています。
この視点から、資金調達は単なる資金の獲得にとどまらず、彼らの思いを実現するための重要なステップと位置づけられています。彼らは「面白い」を追求し続け、小さなスタートアップでも大きなインパクトを与える存在でありたいと考えています。
クリエイターを大切に
Plottは、クリエイティブな環境を重視し、社員が「おもしれぇ!」と思える作品を作り続けることが重要だと強調しています。この姿勢が、若いクリエイターたちを惹きつける要因となっており、今後も新たな才能を取り入れていく予定です。特に2019年には新たにスマホアニメと漫画動画チャンネルを制作予定で、多くの人材を募集しています。
未来へのビジョン
現在の動画プラットフォームにおいて、個々の趣味に応じたコンテンツが求められています。その中で、PlottはYouTubeという環境が大ヒットコンテンツを生む可能性があると信じています。彼らは今後も、視聴者にとって魅力的で、クリエイターが楽しめるコンテンツ作りを追求し続けることでしょう。
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会社概要
- - 会社名: 株式会社Plott
- - 代表取締役CEO: 奥野翔太
- - 設立: 2017年8月2日
- - URL: 公式サイト