洛星高等学校がTMI総合法律事務所を訪問
2025年8月21日、京都府京都市に位置する洛星高等学校の1年生たちが東京研修プログラムの一環として、東京都港区にあるTMI総合法律事務所を訪れました。今回は、卒業生である弁護士たちから直接、法律業務についての講話を受け、貴重な学びの場となりました。
東京研修プログラムの目的
洛星高等学校では、毎年東京大学や国会、霞が関の省庁などへの訪問を含む東京研修を実施しています。この研修は、生徒たちがさまざまな分野で活躍しているOBとの交流を通じて、文理選択を含む進路決定に向けて広い視野を持ち、将来の生き方を模索することを目的としています。今年の訪問でも、当事務所の卒業生である花本浩一郎弁護士と富田裕弁護士が登壇し、自らのキャリアや弁護士の職業の魅力について詳しく語りました。
弁護士の魅力を伝える
講演では、花本弁護士と富田弁護士が法律事務所の特徴や企業法務について、高校生にも理解しやすい形で説明しました。最近の話題となっているコメの価格高騰の事例を引き合いに出し、価格カルテルの仕組みや、競争法に関連する弁護士業務について具体的に解説しました。その中で、法律が実際のビジネスにどのように影響を与えるのかを示し、学生たちの関心を引く方法で法律業務の重要性を強調しました。
また、参加者からの「弁護士として大切にしていることは何ですか?」という問いに対して、弁護士たちは「依頼者との誠実なコミュニケーション」や「法と良心に従って自ら考える姿勢」など、実際の業務に沿った回答をしました。このような理念は、クライアントファーストという当事務所の基本方針と密接に関連しています。
所内ツアーと法律体験
プログラムの最後には、所内ツアーが行われ、模擬法廷での宣誓文読み上げ体験も実施されました。この実践的な体験は、学生たちにとって法曹界をより身近に感じる機会となりました。ツアーを通じて、弁護士業務のリアルな一面を体感し、興味を深めるきっかけとなったことでしょう。
次世代の人材育成への取り組み
TMI総合法律事務所は、教育活動を通じて次世代を担う人材を育成し、社会の発展に貢献することを目指しています。法律事務所としての役割を果たしながら、企業・団体・地域に密着したリーガルサービスを提供することに注力し、新しい挑戦を続けています。現在、事務所には679名の弁護士と101名の弁理士が在籍し、国内外で広範なネットワークと知識を駆使して、クライアントのニーズに応える体制を整えています。
TMI総合法律事務所の公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報や、様々なプログラムについても確認できます。今後もこのような教育的な活動を通じて、学生たちが法律業界に興味を持ち、未来に向けたキャリアの選択肢を広げることを期待しています。