3次元モデル活用に向けた新たなステップ
インフラ整備の未来を見据える
2025年8月6日、パーソルテンプスタッフ株式会社は、Civilユーザグループとの協力で、オンラインでのセミナーを実施します。このセミナーは、CIM(Construction Information Modeling)技術者を目指す方々を対象に、3次元モデルの契約図書活用に必要な知識を提供することを目的としています。
近年、国土交通省は3次元モデルを契約図書化するための試行を始め、建設業界におけるBIM/CIMの重要性が高まっています。これまでの補助的役割から、今や設計・施工・管理の各プロセスにおいてデジタル化が求められています。
セミナー内容の詳細
セミナーでは、契約図書としての3次元モデルの役割や、必要なスキル・知識について紹介されるほか、最新の動向に関する解説が行われます。具体的には、以下のようなトピックスが取り上げられます。
- - 3Dモデリングの基本とその活用法
- - 土木分野におけるデジタル技術の進展
- - 今後求められるCIM技術者のスキルセット
また、参加者には抽選で渋谷オフィス(10名)、大阪オフィス(4名)でのハンズオン研修も提供されます。この研修は、実際に3Dモデルを使った体験を通じて、スキル向上を図る内容となっています。
デジタル化の加速に向けた背景
国土交通省の試行により、2026年度からは全国的に3次元モデルの活用が試験的に拡大される見込みです。これにより、設計や施工の質の向上、コスト削減、契約の透明性確保が期待されていますが、一方で技術者に求められるスキルも高度化しています。
セミナー開催の意義
このセミナーは、建設業界の変革期において、CIM技術者として必要な第一歩を踏み出す絶好の機会です。3次元モデルに関心がある方、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に携わっている方、またBIM/CIMに興味のある新人の方々にとっても、新たな知識と経験を得る貴重な機会となるでしょう。
参加方法
セミナーは無料で参加可能です。参加希望者は事前にパーソルテンプスタッフに登録する必要があり、オンライン(Zoom)での視聴が主な形式です。また、定員は500名とし、先着順となりますので、お早めの申し込みをお勧めします。
より詳細な情報や参加申し込みは、パーソルテンプスタッフの公式ウェブサイトをご覧ください。
このセミナーが、建設業界の未来を担うCIM技術者の育成に寄与することを期待しています。