東急不動産HDグループ、まちづくりDXサービス『Machi-wai』提供開始！データで街を活性化

東急不動産HDグループ、データ活用で街を活性化！新サービス『Machi-wai』始動

東急不動産ホールディングスグループのTFHD digital株式会社は、画期的なまちづくりDXサービス『Machi-wai』の提供を開始しました。NFC技術を活用し、街の人々の行動データなどを可視化することで、データに基づいたエリアマネジメントを実現するこのサービスは、街の活性化に大きく貢献すると期待されています。

『Machi-wai』で街の賑わいを創出

『Machi-wai』は、「街に賑わい」をコンセプトに開発されました。デジタルスタンプラリーやデジタルクーポンといった機能を通じて、街を訪れる人々とデジタル上で接点を作り、そこから得られたデータを活用することで、より効果的なまちづくりを支援します。従来の手探りの施策に代わり、データに基づいた分析・企画・実行が可能になるため、街の活性化やファンづくりを加速させる効果が期待できます。

具体的には、デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットなどのイベントを通して、街への来訪者を増やし、地域経済の活性化に繋げます。また、デジタル電子ギフト機能も備えており、地域経済の活性化にも貢献します。

豊富な導入実績と今後の展望

既に、北海道ニセコエリアや松前町、東京都港区・渋谷区など、様々な地域で『Machi-wai』が導入されています。東急不動産HDグループの都市開発事業やエリアマネジメントにおけるノウハウと、デジタル技術を融合させたこのサービスは、自治体やDMO、企業など、幅広い関係者からの注目を集めています。

TFHD digital株式会社は、株式会社アクアビットスパイラルズとの連携により、OEM供給を受けて『Machi-wai』を販売しています。両社の強みを活かしたこの協業体制は、サービスの更なる発展に繋がると期待されています。

データドリブンなまちづくりへの貢献

『Machi-wai』は、従来の経験や感覚に頼ったまちづくりから、データに基づいた科学的なアプローチへと転換する大きな一歩です。トライ＆エラーを繰り返すことなく、効率的に街の活性化を進めることが可能になります。

東急不動産ホールディングスグループは、2021年に発表した長期ビジョン「GROUP VISION 2030」においてDXを全社方針の一つに掲げており、『Machi-wai』はその戦略を体現する代表的な取り組みと言えます。同社は、経済産業省選定の「デジタルトランスフォーメーション銘柄（DX銘柄）2023」にも選定されており、デジタル技術を活用したサービス開発に積極的に取り組んでいます。

『Machi-wai』は、単なるサービスにとどまらず、街の未来を創造する強力なツールとなるでしょう。今後の展開にも注目が集まります。

企業情報

TFHD digital株式会社
所在地：東京都渋谷区道玄坂一丁目21番1号渋谷ソラスタ
代表取締役：植村仁
設立：2022年2月28日
事業内容：不動産DXおよびまちづくりDX推進

株式会社アクアビットスパイラルズ
所在地：東京都港区高輪2-16-5 東武高輪第2ビル2F
代表取締役CEO：萩原智啓
設立：2009年3月31日
事業内容：近距離無線通信を活用した情報配信プラットフォームの提供など

東急不動産ホールディングス株式会社
* 経済産業省選定「DX銘柄2023」選定企業