Z Ventureの新ファンド
2025-01-06 12:25:23

Z Venture Capital、300億円規模の新ファンド『ZVC2号投資事業組合』を発表

Z Venture Capital、300億円規模の新ファンドを設立



Z Venture Capital株式会社(以下、ZVC)は、2025年1月1日より新たに300億円のファンド「ZVC2号投資事業組合」を設立することを発表しました。LINEヤフー株式会社の連結子会社であるZVCは、日本国内におけるコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の中でも特に大きな規模を誇ります。

この新ファンドの設立は、ZVCが掲げる「VALUE BEYOND CAPITAL FOR THE FOUNDERS OF THE FUTURE」というビジョンに基づいています。この理念は、起業家との協力を通じて新たな価値を創出し、未来を共に形成することを目的にしています。

投資領域の多様化



「ZVC2号」という名のファンドでは、特にLINEヤフーが重点を置く「メディア」「コマース」「フィンテック」「AI」の分野に加えて、宇宙技術やロボティクスといった「DeepTech」領域にも積極的に投資を行う方針です。これは、これからの時代において最も成長が期待されるテクノロジーや事業分野にフォーカスすることで、リターンの最大化を図る狙いがあります。

ZVCは、前回のファンド「ZVC1号」に引き続き、シードステージからレイターステージまで幅広く投資を行い、グローバル市場でのアプローチを強化します。日本、韓国、アメリカに拠点を持ち、これらの地域でのスタートアップを支援する体制を整えています。

代表CEOのコメント



Z Venture Capitalの代表取締役CEOであるIn Joon Hwang氏は、「このたび、300億円規模のZVC2号ファンドを立ち上げる運びとなりました。本ファンドでは、LINEヤフーの中心事業であるインターネット関連事業を基軸としつつ、AIやDeepTech領域への投資にも注力していきます」と語りました。

さらに、シード・アーリーステージへの投資を重点的に行い、既存の投資先へのフォローオン投資も考慮に入れつつ、世界中のスタートアップへの成長支援を目指すとしています。新しい分野、特に宇宙産業やロボティクスへの挑戦にも意欲を示し、次世代のイノベーションを加速させる役割を担うことに期待を寄せています。

スタートアップ支援の体制



ZVCは、地域の特性を活かしつつ、スタートアップの包括的なサポート体制を築く方針です。これにより、投資先企業の成長を促進し、新しいビジネスを生み出す環境を整えようとしています。Hwang氏は締めくくりに、「皆さんと一緒に新しい未来を創っていきましょう」と力強く述べました。


Z Venture Capital株式会社は、2102年に設立され、LINEヤフー株式会社が100%の株主を持つ企業です。日本のデジタル経済の発展を支えるため、今後も意欲的な投資活動が期待されます。


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会社情報

会社名
Z Venture Capital株式会社
住所
東京都千代田区紀尾井町1-3東京ガーデンテラス紀尾井町紀尾井タワー
電話番号
03-6850-0010

トピックス(経済)

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