日本発のファンタジーバレエ『クレヨン王国の十二か月』2025年公演決定！

日本発の新作バレエ『クレヨン王国の十二か月』2025年に公演決定！

バレエ界に新風を吹き込む、待望の新作プロダクションが発表されました。K-BALLET TOKYOの主演ダンサー、山本雅也と岩井優花が出演する『クレヨン王国の十二か月』が、2025年12月に東京・渋谷で観客を魅了します。この作品は、福永令三の児童文学『クレヨン王国』シリーズを原作とし、幻想的で色彩豊かな世界観が展開されます。

作・演出陣の豪華さ

本作においては、総合演出や音楽を担当するのは、ジャンルを越えて活躍するクリエイター末原拓馬（おぼんろ）です。彼の独特な視点から生み出される演出が、原作の精神を受け継ぎつつも新たなる舞台体験を創ることに期待が寄せられています。さらに、振付を手掛けるのは元K-BALLET COMPANYのソリストである篠宮佑一です。彼の繊細で力強い振付が、登場人物の心情を豊かに表現します。

物語の舞台と登場人物

物語の舞台は、色を失い崩壊の危機に瀕したクレヨン王国です。その国を治めるのは、ゴールデン王（山本雅也）とシルバー王妃（岩井優花）。彼らは、たった一人選ばれた少女・ユカと共に色を取り戻すための12の試練に挑む旅に出発します。この旅を通して、色とは何か、心とは何かというテーマが深く探求され、少女ユカの成長が描かれる壮大な物語となります。

子役オーディションの開催

また、物語を彩る多彩なキャラクターたちを演じる子役のオーディションも開催されることが決まりました。ユカを始めとするキャラクターを演じたいという子供たちの応募を心待ちにしています。オーディションの詳細は公式サイトを参照してください。

舞台公演の概要

公演は2025年12月に渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて行われ、全3公演が予定されています。具体的な日程は以下の通りです：

- 12月27日（土）19:00開演（18:15開場）
- 12月28日（日）12:00開演（11:15開場）／16:30開演（15:45開場）

聴く人の心に響くメッセージ

新作バレエ『クレヨン王国の十二か月』は、色彩豊かな幻想的な要素を持ち合わせつつも、観客一人ひとりの心にも訴えかける普遍的なメッセージを宿した作品です。テーマは「色を取り戻す旅」「自己との対話」「世界と自分を受け入れる力」であり、少女ユカの成長物語は多くの人に共感を呼ぶことでしょう。

高まる期待

末原拓馬のコメントによると、舞台は「何年も語り継がれる心を暖かくする御守りのような場所」でありたいと語られており、愛と夢、痛みを抱きしめる寓話の新しい世界を創り出しています。「この世界は残酷で、けれど美しい」「美しさに目を見張るための懐かしく新しい『王国』が、皆様の心に芽吹きますように」という期待が込められています。

この新作バレエの公演は、単なるエンターテインメントに留まらず、心の在り方について考えさせられる作品として、観客一人ひとりに深い感動をもたらすことでしょう。

公式サイトやSNSでの情報に注目し、ぜひこのスペシャルな舞台を体験してみてはいかがでしょうか。チケット情報や子役オーディションの詳細は公式サイトにて随時更新されますので、お見逃しなく！