山洋電気がWOVN.io導入で製品サイトの多言語化を実現
先日、山洋電気株式会社は、同社の製品サイト「SANYO DENKI PRODUCTS」と事例サイト「TECH COMPASS」において、WOVN Technologies株式会社が提供する多言語化ソリューション『WOVN.io』を導入し、8言語に対応したコンテンツ公開を開始しました。本取り組みにより、海外マーケティングの加速と現地語コンテンツの創出が可能となります。
山洋電気の歴史と製品
2027年には創業100周年を迎える山洋電気は、冷却ファンや無停電電源装置、サーボモータなど、多様な製品ラインアップを誇り、各製品の性能や品質、信頼性で世界No.1を目指しています。また、19の海外拠点を持ち、グローバル展開を推進している中で、製品理解の促進や製品利用のノウハウ共有を図ってきました。これまでは日英の情報発信を行ってきましたが、以下の二つの課題が浮上しました。
1. 英語対応のみでは、特定地域にしっかりと情報を届けられない。
2. 人力翻訳のため、情報の量やタイムラグが発生する。
WOVN.io導入の目的
山洋電気は、英語以外でも現地語を取り入れた情報発信が必要とされているため、WOVN.ioを導入。これにより、日本語での情報更新だけで、スピーディかつタイムリーに8言語のコンテンツを発信できるようになりました。このプロセスには社内リソースの負担を軽減する効果もあります。
WOVN.ioの特徴
1. スピーディな多言語化
WOVN.ioの特許技術「未翻訳箇所の自動検知・自動翻訳」により、追加の開発も必要なく、企業のウェブサイトがスピーディに多言語対応可能です。社内リソースを最小限に抑えることで、迅速な情報発信が実現します。
2. SEO対策の強化
WOVN.ioは、言語ごとの専用URL発行や必要なタグの翻訳を行い、海外の検索エンジンにインデックスできるようになります。これにより、現地市場に対するアクセスの向上も期待されます。
3. 高品質な翻訳
機械翻訳と人力翻訳の組み合わせにより、安定した翻訳品質を実現し、海外の関係者に対しても適切な情報を届けることが可能です。さらに、WOVN.ioの管理画面はユーザーに優しく、現地拠点メンバーが簡単に翻訳の修正を行えます。
4. 導入実績
WOVN.ioは、製造業をはじめ、様々な業界の大手企業での導入実績があり、18,000サイトを超える導入が行われています。これにより、信頼性と安心感がもたらされ、山洋電気の意思決定が迅速に進められました。
導入成果
山洋電気の製品サイト「SANYO DENKI PRODUCTS」と、事例サイト「TECH COMPASS」は、WOVN.ioによって8言語に対応しています。具体的には、英語、ベトナム語、ドイツ語、タイ語、インドネシア語、ヒンディー語、韓国語、繁体字の8言語です。今後は現地語コンテンツを活用して海外マーケティングを加速させ、さらなるグローバル展開を目指していきます。
WOVN.ioの紹介
WOVN.ioは、ウェブサイトを最大45言語・79ロケールで多言語化し、海外戦略をサポートするソリューションを提供しています。企業の多言語化にかかるコスト削減や期間短縮を実現します。特に多くの企業のニーズに応える機能性が高く評価されています。
企業情報:
- - 会社名: Wovn Technologies株式会社
- - 所在地: 東京都港区南青山2-26-1 D-LIFEPLACE南青山9F
- - 代表者: 代表取締役社長 林 鷹治
- - 設立: 2014年3月
- - 資本金: 53億6,701万円
- - 事業内容: Webサイト多言語化ソリューションの開発・運営
本記事は、山洋電気の多言語化活動とWOVN.ioの導入に関する概要をまとめたものです。今後の展開に期待が寄せられます。