大和ハウス工業、EV充電サービス「WeCharge」を新築マンションに導入決定

大和ハウス工業、EV充電サービス「WeCharge」をマンションに導入

大和ハウス工業株式会社は、新築分譲マンション「プレミスト千葉公園」に、電気自動車充電サービス「WeCharge」を導入したことを発表しました。この新しい試みは、環境に優しい未来を目指す中で、EV（電気自動車）ライフをより快適に過ごせることを目的としています。

プレミスト千葉公園の概要

「プレミスト千葉公園」は千葉県千葉市中央区に位置し、150戸の住居が入居可能です。入居開始は2025年2月28日で、駐車場は91台収容できるスペースを有し、6口のEV充電コンセントが設置されています。これにより、住民は自宅で手軽に充電ができる充実した充電環境を享受できます。

充電設備の特長

この新築マンションには、契約駐車区画に専用設置されたWeChargeスマートコンセントがあります。これにより、住民はいつでも好きなタイミングで自動車を充電でき、非常に便利で快適なEVライフを実現します。いわば、戸建て住宅と同様の充電環境が提供されることになります。

コスト効率に優れたシステム

WeChargeは、シンプルな設備でありながら初期投資を抑えることができます。加えて、スマートコンセントの一括管理機能により、充電のピークが分散し、マンション全体の電気代及び設備費用を抑えることが可能です。また、次世代に向けた電力サービスの変化にも柔軟に対応できる設計となっており、再生可能エネルギーの利用も視野に入れています。

EV充電インフラ整備の背景

政府は2035年までに乗用車の新車販売で電動車100%を目標としており、そのための充電インフラの整備が急務とされています。経済産業省は、2030年までに集合住宅や月極駐車場に10〜20万口の充電設備を設置する方針を打ち出しており、新築マンションでのEV充電設備導入はますます重要になっています。このような背景から、大和ハウス工業は先進的な取り組みとして「プレミスト千葉公園」にいち早くEV充電設備を導入したのです。