フラワーサイクリスト
2020-03-24 08:30:15

生花の危機を救うフラワーサイクリストの取り組みとは

生花の危機を救うフラワーサイクリストの取り組みとは



新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は多くの面で変化を強いられています。中でも、卒業式やイベントの中止により、多くの生花店や花農家が苦境に立たされています。普段であれば需要があった花々が、今は廃棄される危険にさらされています。このような状況を受けて、フラワーサイクリストがその危機を救うためのアクションを起こしました。

生花の過剰在庫問題



春が訪れ、心躍る時期にも関わらず、多くの花々が日の目を見ずに廃棄されるという現実があります。在庫過多になった生花は、今後の市場にも影を落とす可能性があります。このまま何も手を打たなければ、大量の花が無駄になってしまいます。

3月上旬、フラワーサイクリストを率いる河島春佳は、花農家から現状を聞き取り、必要なサポートを見つけるための活動を始めました。彼女はこれまでにも廃棄予定の花々を買い取り、様々な形で役立ててきました。

フラワーサイクリストの活動



河島春佳は、フラワーサイクリストの第一人者として、これまで数々のサステナブルなプロジェクトに取り組んできました。例えば、2019年12月には、クリスマス後に廃棄される花を半額で買い取り、新たな価値を見出しました。この取り組みは、花のロスを減らすことを目的としており、彼女のビジョンを体現しています。

加えて、2020年には資生堂グローバルイノベーションセンターでの企画展で装飾を担当し、またルミネ北千住における全フロア装花のプロデュースなど、数多くのプロジェクトを手掛けています。これらの活動を通じて、河島は「花のある生活」を楽しむ文化の普及にも努めています。

「花いっぱいプロジェクト」の展開



フラワーサイクリストはこの度、農林水産省の「花いっぱいプロジェクト」に協力し、特別な募集を行うことにしました。具体的には、コロナウイルスの影響で在庫が溢れる生花店や花農家から花を買い取り、その後ドライフラワーとして装飾に活用するというものです。

生花の買取を希望する場合は、専用のフォームから応募できます。そこで得られた生花は、後日ドライフラワーとして様々なイベントや空間装飾に用いられる予定です。

さらに広がるフラワーサイクリストの取り組み



生花の買取だけでなく、ドライフラワーの装飾提供も行われており、室内装飾や広告用のディスプレイなどに対応しています。コロナウイルスの影響が落ち着き次第、詳細が確定した装飾の内容も協力して進めることが可能です。これにより、多くの人々が花の美しさを再発見し、癒しを得るきっかけとなるでしょう。

花を失わないために



現在、フラワーサイクリストの皆さんは小さな会社で活動を行っていますが、それでもなお大きな影響を与えられる可能性を秘めています。彼らの活動を通じて、花の需要を掘り起こし、困っている生花店や花農家を少しでも助けることができれば、それが何よりの喜びです。

花のある生活は、日常に明るさをもたらします。このプロジェクトが多くの人に知れ渡り、支援の輪が広がることを願っています。フラワーサイクリストへの取材も随時受け付けていますので、お問い合わせはぜひお気軽にどうぞ。

会社概要



株式会社RINは、サステナブルな装花のプロモーション事業を通じて、花のロスを減らし、花のある生活を文化にする活動を行っています。代表の河島春佳は、東京都渋谷区を拠点に、そのビジョンを抱いて日々奮闘しています。

公式HPやSNSを通じて、彼女の活動をぜひご覧ください。花が私たちの生活に与える影響を、改めて感じる機会にしましょう。

会社情報

会社名
株式会社RIN
住所
東京都渋谷区神宮前
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。