アフリカ流フランス語教室開講のお知らせ
途上国に特化したNPOメディア「ganas」が主催する『アフリカ流フランス語教室』が2023年9月23日から開講されます。この教室では、アフリカのフランス語を学ぶことで、同時にベナンの貧困地域に暮らす子どもたちへの教育支援も行えます。受講者の方々は学びを通じて、支援の輪を広げることができます。
受講プログラムについて
今回の教育プログラムは、合計10回のレッスンから成り立っており、受講者はグループレッスンや個人レッスンから選ぶことが可能です。申し込みは9月18日まで受け付けており、先着順となります。受講期間は9月23日から12月7日までで、全10回にわたります。
グループ・個人レッスンの選択肢
受講者は、以下のいずれかの形式を選んで学ぶことができます。
- - グループレッスン(2~5人):初級から上級までの11クラス。
- - 個人レッスン:マンツーマンで希望に応じた内容で学習可能。
- - キッズクラス:お子様向けの短時間の個人レッスンもあるため、家族で楽しめる内容となっています。
受講料の収益は、ベナンの教育支援に直接活用されます。実績として、過去の受講料から合計で57万5900円がベナンへ送金され、衣料品や学用品支援に使われています。
ベナンと教育現状
ベナンは1960年までフランスの植民地であり、公用語はフランス語です。しかし、日常会話では現地語を話されているため、子どもたちがフランス語を学ぶのは小学校からで、全ての教科を理解するのが難しい状況です。結果的に、中学校卒業率は54%に留まる現実があります。教育支援活動は非常に重要です。
ウィルフリッド・デグボさんやクラリス・ソホヌーさんといった講師は、自身も貧困を経験した背景があり、同じような状況の子どもたちを支援したいという強い情熱から教育活動を行っています。ウィルさんは自身のNGOを通じ、学校教材を配布し、クラリスさんも教育機会を提供するNGOを運営しています。
教室が提供する特典
『アフリカ流フランス語教室』では、アフリカ流のフランス語を学ぶことができるため、特に国際協力の分野での活動に役立ちます。受講者はアフリカの文化や社会も学びながら、サポートを通じた社会貢献が可能です。
完全オンラインでの受講
Zoomを使用するため、どこからでも参加でき、自宅で安心して学べます。フランス語を習得することで新たなキャリアの可能性も広がりますし、何より子どもたちに提供される支援が受講を進める大きなモチベーションにもなります。
まとめ
ベナン人にフランス語を学びながら、その収益で教育支援を行う『アフリカ流フランス語教室』は、自己成長と社会貢献を両立できる貴重な機会です。参加を通じて、多くの人々と結びつき、知識を深めていきましょう。「ganas」の活動をサポートし、アフリカの子どもたちの未来をともに築いていきませんか?