ATENの革新的なシェアリングスイッチ「US3384i」
ATENジャパン株式会社が2025年2月20日に新たにリリースする「US3384i」は、最大8台のPC間で4台のUSB 3.2デバイスをシームレスに共有する革新的なシェアリングスイッチです。この製品は、特にハイブリッドワークやリモートワークの普及によって注目を集めているBYOD(Bring Your Own Device)およびBYOM(Bring Your Own Meeting)に応えるものとして設計されています。
「US3384i」は、プラグ&プレイ機能を搭載しており、コンピューターと接続するだけでスムーズに会議に参加できます。会議中のデバイス切り替えが簡単で、参加者間でデータの共有が直感的に行える点が大きな特長です。これにより、会議運営における煩雑さが解消され、効率的な議論と情報共有が実現します。
高速データ転送とマルチプラットフォーム対応
このスイッチは、内蔵のUSB 3.2 Gen 1ポートを通じて、最大5Gbpsの高速データ転送を可能にします。また、Windows、macOS、Linuxといった複数のプラットフォームに対応しているため、多様なシステム環境での利用が可能です。
さらに、このスイッチには自動切替え機能があり、新たに電源を入れたPCを瞬時に認識して切り替えることができます。これにより、会議中のデバイス変更もスムーズです。LEDインジケーターが搭載され、どのポートがアクティブになっているかを一目で確認できるため、共有デバイスの管理も容易です。
柔軟なポート選択と制御システムとの連携
「US3384i」は、フロントパネルのプッシュボタンやシリアルコマンド、外部リモートポートセレクターに対応しており、さまざまな運用形態に応じた柔軟なポート選択方法を提供します。また、RS-232/RS-485シリアル接続を介してATENコントロールシステム(VK1200)との統合も可能で、会議室とAV/IT機器の集中管理を実現します。
ATENの製品ポートフォリオは、企業や教育機関、医療分野など、さまざまな業界でのニーズに応える形で広がっています。ATENの副社長、ニコラス・リン氏は、新製品の発表に際し、「この度、ATEN US3384iをリリースできることを大変嬉しく思います。この製品は、会議の利便性をさらに向上させ、参加者同士の連携をスピーディかつスムーズにするための革新的なソリューションです」と語っています。
まとめ
ATENの「US3384i」は、会議環境をより快適で効率的なものにするための重要なツールです。そのデザインや機能は、最新の働き方に対応したものであり、企業や団体がフィジカルおよび仮想の会議用途で満足できる製品となっています。これからの新たな会議の形を先取りしたい方に、ぜひ注目していただきたい一品です。