御社のPOSシステムに新たな対応機能が追加
株式会社ユニヴァ・ペイキャスト(UPC)は、同社の提供するPOSシステム「UnivaPay」において「Alipay+」との連携を強化し、特に欧州及び中央アジアに対応する新しいEウォレットを導入しました。本記事では、この新機能の詳細やその背景、メリットについて詳しくご紹介します。
1. 新たに対応するEウォレットのラインナップ
新たに対応が追加されるEウォレットは、2025年11月28日より開始される予定です。具体的には、次の5つのウォレットが採用されます:
- - Bluecode(ドイツ・オーストリア)
- - HUMO(ウズベキスタン)
- - SCB Planet Plus(タイ)
- - Nayapay(パキスタン)
- - Zalopay(ベトナム)
1.1. Bluecode
Bluecodeは、ドイツ及びオーストリアからのインバウンド需要に応えるQR決済手段です。訪日する欧州からの旅行者にとって、馴染みのある決済方法を提供することで、スムーズなショッピング体験を実現します。
1.2. HUMO
ウズベキスタンのHUMOは、日本国内ではまだ希少な中央アジア市場に特化した決済手段です。この導入により、訪日するウズベキスタンの旅行者にも安心して利用していただけます。
1.3 - 1.5. その他のウォレット
タイのSCB Planet Plus、パキスタンのNayapay、ベトナムのZalopayは、ひとつずつ各国の文化に根付いた決済環境をユーザーに提供します。
2. インバウンド観光客への対応強化
これまでのインバウンド対策は主に東アジアや東南アジアに注力していましたが、訪日客の多様化に伴い、今後は欧州や中央アジアに向けた戦略が重要です。UPCの「UnivaPay」は、単一のインターフェースで、世界中の主要決済を一元管理することが可能としています。
2.1. 効率的なシステム連携
新たな決済手段を導入することで、パートナー企業はシングルAPIで30種類以上の海外決済手段及び7種類の国内決済手段に対応できるようになります。これにより、各国のウォレット仕様の変更があった際も、UPC側で対応可能となり、運用コストの大幅な削減が実現します。
3. ユニヴァ・ペイキャストの強み
「UnivaPay」は、実店舗やECサイト、アプリでの全チャネル決済を一元管理できることが最大の特徴です。特にインバウンド分野では、Alipay+との連携を通じて、世界中の数十億人のユーザーに日本の店舗をシームレスに接続しています。
4. まとめ
今回の新機能追加により、UPCはインバウンド市場においての優位性を確立しました。欧州及び中央アジアからの旅行者にとって、なじみのある決済手段を提供することで、さらなる需要の開拓が期待できるでしょう。これからの展開に注目です。