REUNIONのサステナブルな取り組み
2023年10月、株式会社WWWE(東京都渋谷区)が展開するウェルネスブランドREUNIONが始めた「リユースボトルプロジェクト w/ REUNION」は、環境への配慮を重視した革新的な取り組みです。このプロジェクトは、世界環境月間に合わせて発表され、地域との連携も強化されています。この取り組みにより、REUNIONは「REISHI GIN,」のボトルを中心にゲストブランドの使用済みボトルを回収し、再利用しています。
プロジェクトの目的と成果
このプロジェクトは、自社製品や他ブランドのボトルを回収し、「REISHI GIN, w/ REUSED BOTTLE」として新しい製品を製造・販売することを目指しています。これまでに1000本以上のボトルが再利用され、CO₂排出量として約300kgの削減が実現しました。これにより、スギの木約20本が1年間に吸収するCO₂量に相当する成果を出しています。
REUNIONは、「MAKE IT COLORFUL」という人生を楽しさで彩るというコンセプトを掲げています。具体的には、過去に販売された「REISHI GIN,」の空ボトルと一緒に、他社ブランドの使用済みボトルも回収し、PARや飲食店との連携を通じて、そのボトルを集めています。
回収から再利用までの流れ
集められたボトルは、明治時代から続く洗びん業者や就労支援事業所で丁寧に洗浄され、その後、酒蔵で品質検査を受けた後に再充填・ラベリングが行われます。こうした手順を経て、再び市場に届けられる「REISHI GIN, w/ REUSED BOTTLE」として生まれ変わります。
パートナー企業への協力呼びかけ
このプロジェクトは、各業種との協力を必要としており、BARやレストラン、びん回収業者など、様々なパートナーの参加を募っています。具体的な協力内容としては、空きびんの回収やリユースボトルを利用した製品の取り扱い、洗浄などが含まれます。
持続可能な未来へ向かって
REUNIONは、回収拠点の拡大や再利用本数の増加、パートナー企業との協力関係の強化を目指しています。同社は、これらの努力を通じて持続可能な「酒づくり」のあり方を模索し続けるとしています。
さらに、REUNIONでは自社のすべての製品へのリユース瓶の採用を目指して取り組んでいます。これにより、環境負荷を低減するだけでなく、人々との共創を通じて、新たな価値を生み出していくことを目指しています。
最後に
このような取り組みを行うREUNIONの「リユースボトルプロジェクト」は、環境月間にふさわしいサステナブルなプロジェクトと言えるでしょう。今後の進展に注目が集まる中、REUNIONの活動は地域社会における持続可能性の重要性を改めて問いかけるきっかけとなっています。