ヒュンメルマッチデーが盛況、SDGsの取り組みが光る
2023年9月21日、2024明治安田J2リーグの試合「ジェフユナイテッド市原・千葉対レノファ山口FC」がヒュンメルの冠スポンサーのもとで開催され、特にSDGsに関連するイベントが数多く行われました。
この日は「ヒュンメルマッチデー」として、多彩な取り組みが展開され、観客は試合そのものだけでなく、さまざまなアクティビティも楽しむことができました。ヒュンメルならではのユニフォームにこだわる姿勢が見えた一日でもありました。
SDGs活動盛りだくさん
ヒュンメルマッチデーでは、臨時のストアもオープン。そのストアでは新作スニーカーとともに、売り上げの一部が千葉県市原市に寄付される「チバニアンシャツ」も販売されました。
「LINE友だち登録キャンペーン」では、2024シーズンのユニフォームを用いたオリジナルステッカーをプレゼントするなど、観客の参加を促す仕掛けもありました。
また、9月末は国連で持続可能な開発目標(SDGs)が採択されたことに由来し、さまざまな活動が行われました。この日、2024JEF SDGsスタンプラリーが開催され、フードドライブや古着の回収といった流行の取り組みから、古本回収や割り箸回収、さらにはゴールボールの体験会といった新しい試みまで、多岐にわたる活動が実施されました。
チバニアンシャツの寄付
千葉県市原市には特別な意味を持つ「チバニアン」が存在します。この地層は77万4千年前から12万9千年前の地磁気逆転が読み取れる、重要な地質遺産です。2020年にはこの基準値が国際的に認知され、「ゴールデンスパイク」のプレートが設置されるほどの地層です。
この「チバニアン」を守り、市原市の誇りをジェフユナイテッド千葉と共に繋いでいくため、チバニアンシャツの売り上げの一部が市原市に寄付されることが決定しています。この寄付金は、昨年の台風被害を受けた地層見学地の環境整備に活用される予定です。
ヒュンメルの臨時ショップでは多くのサポーターが、デザインやヒュンメルの理念に共感し、チバニアンシャツを手に取る様子が多く見られました。
試合結果と選手のコメント
試合は、ジェフ千葉が小森飛絢選手のハットトリックを含む4-1で快勝。この試合によりチームは順位を6位に押し上げました。小林慶行監督は、「自分たちが積み上げてきたものを信じて、チーム力を高めることが重要だ」と期待を寄せました。
2点目のゴールを決めた横山暁之選手も、「今日は皆が自信を持って生き生きとプレーしており、それが一番大事だと感じる」と振り返ります。松田陸選手も、「この勝利でJ1昇格プレーオフ圏内に入ったので、チームメイトと共に全力で戦いたい」と力強い意気込みを語りました。
今後の試合に向けて
ヒュンメルマッチデーは、ジェフユナイテッド千葉にとって試合自体の重要性だけでなく、サポーターとの絆を深める一日となりました。残りの試合は、10月5日、10月19日、11月3日のホームゲームも含め、全力を挙げて戦います。ファンと共に盛り上がり、チーム一丸となって「WIN BY ALL」の精神で突き進む予定です。
ジェフユナイテッド市原・千葉について
ジェフユナイテッド市原・千葉は1946年創部のJ2リーグに属するサッカークラブで、千葉県市原市と千葉市をホームタウンにしています。Jリーグが始まった1993年から参加しているクラブで、チーム名は地域との結びつきを表しています。2021年にはクラブ30周年を迎え、「フットボールの力で心をつなぎ、セカイに彩りを」という理念の下、地域と共に活動を続けています。