Shapreの個展「アトリエのカケラ」
2025年2月3日から3月2日まで、京都の蔦屋書店で油彩画展「アトリエのカケラ」が開催されます。この個展では、アーティストShapre(シャプレ)が自らのアトリエをモチーフにした作品群を展示します。場所は、京都髙島屋 S.C.の6Fギャラリーウォールで、入場は無料です。
Shapreは2009年からイラストレーターとして活動を始め、雑誌や広告の挿絵を手掛けてきました。特に2013年頃からは油彩画の制作に力を入れ、彼の独自のスタイルである抽象的な表現を追求しています。本展では、アトリエのツールや空間を抽象化し、自由なタッチで表現した複数の作品が展示されます。
展示内容の見どころ
展覧会のハイライトは、《アトリエテーブルNo.1》や《揺らぐカケラ》などの作品です。《アトリエテーブルNo.1》は、制作のための道具を象徴する筆立てをモチーフにしたキャンバス作品であり、作品の背後にあるアトリエの雰囲気を感じさせます。特に、Shapreの独特な色選びや筆致には、彼の日々の心情が色濃く反映されており、観る者に深い感動を与えることでしょう。
また、展示作品は会期中、会場で直接購入可能です。さらに、アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」でも販売される予定で、2月8日から3月2日の間に作品をオンラインで購入することができます。これにより、遠方に住む方々もShapreのアートに触れ、購入する機会が広がります。
Shapreのプロフィール
Shapreは1983年に兵庫県神戸市で生まれ、現在は東京都に住んでいます。彼は2005年に上京し、イラストレーターとしてのキャリアをスタートしました。初の個展を2011年に開催し、その後も様々な企画で活動を続けています。近年では、2023年に東京のBOOTLEG GALLERYで絵画展「Frustration」を開催し、アートシーンにおける存在感を示しています。
本展は、繊細なイラストと大胆な油彩画の両方を持つShapreの新たな表現を楽しむ貴重な機会です。彼のアートがどのように日常生活に寄り添うか、また心を動かすかをぜひ体感してください。展覧会の詳細については、京都蔦屋書店の特集ページをご覧承け。楽しんでいただけますように、心よりお待ちしております。
京都蔦屋書店 概要
京都蔦屋書店は、京都髙島屋S.C.の5F・6Fに位置し、アートと文化が共鳴するスペースです。ここでは、約6万冊の書籍や文具、アート作品が揃い、また約120席のSHARE LOUNGEでは、カフェやイベントスペースとして使われています。アートに囲まれた居心地の良い空間で、ぜひご来店ください。
詳しい情報は、京都蔦屋書店の公式HPやSNSで確認できます。興味を持たれた方は、ぜひ足を運んでみてください。