営業の全プロセスを支援するAIエージェント「Sales AIgent」とは
日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は、営業特化型AIエージェント「Sales AIgent(仮称)」の開発を発表しました。この革新的なAIソリューションは、企業の営業プロセス全体を支援し、売上向上を目指しています。
Sales AIgentの特徴
「Sales AIgent」は、商談準備からアフターサービスまでの全ての営業活動をフォローします。AIが商談情報を集約・分析し、営業担当者の業務をサポートすることで、より効率的な営業活動が実現可能です。特に、営業資料の作成支援や、トップセールスのノウハウの可視化など、様々な機能を備えています。
さらに、企業ごとの特性に応じたカスタマイズが可能で、将来的には広範なニーズに対応できるパッケージ型ソリューションへの発展も視野に入れています。これは、次世代CRM市場への進出を目指すもので、柔軟性のある製品開発を進めていく計画です。
開発の背景と市場ニーズ
現在、生成AIをビジネスに導入する企業が増加していますが、その効果測定が難しいという課題も指摘されています。JBSは、売上向上につながるような包括的なアプローチが不可欠だと考え、本ソリューションを企画しました。
「企業IT動向調査2025」によると、言語系生成AIを導入した企業は41.2%に達し、特に売上高1兆円以上の企業では7割以上が導入しているというデータもあります。しかしながら、多くの企業はその効果を測定できておらず、投資対効果が見えないために生成AIの導入をためらっているケースもあるようです。この状況において、Sales AIgentは営業プロセス全体を支援することで、具体的な便益をもたらすことを目指しています。
具体的な機能と展望
Sales AIgentは、商談各フェーズでの支援を単なるツールとして終わらせず、営業プロセスを「連続的かつ循環的な活動」として捉え、あらゆる場面においてAIエージェントが関与します。たとえば、商談の指示書の自動生成や商談資料の作成、商談中のリアルタイムサポート、商談後の情報整理など、具体的な機能が盛り込まれています。
このような全方位的なサポートにより、営業活動の効率化だけでなく、営業力の強化も図れるため、企業全体の売上を底上げすることにつながるでしょう。
デモンストレーションの機会
開発中の「Sales AIgent」は、2025年4月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「第9回 AI・人工知能 EXPO」JBSブースにてデモンストレーションされます。実際にこの新しいAIエージェントの効果を体験できる貴重な機会です。
会社プロフィール
日本ビジネスシステムズ株式会社は1990年に設立され、現在約2,700名の社員を擁しています。クラウドソリューションを強みとし、顧客のデジタル変革をサポートしている企業です。URLは
こちらからご覧いただけます。
これからの営業活動は、AIの力を借りてより効率的で拡張性のあるものとなるでしょう。JBSによるSales AIgentは、その先駆けとして注目される製品になることが期待されています。