メキシコの手工芸が息づく新ブランド「Paloma」現る
メルカドバッグの新たな挑戦
メキシコ雑貨の専門ブランド「Letra」から新たなブランド「Paloma」が登場しました。この新ブランドは、7月11日に東京・代官山の蔦屋書店で正式にローンチされ、多くの注目を集めています。 Letraは、これまでメキシコの手工芸やカラフルな文化に魅了され、10年の歳月を経てついに新たなメルカドバッグをお披露目しました。
Letraの成長と新ブランド設立の背景
Letraは、2014年からメルカドバッグを主力商品として取り扱い、徐々に日本国内でもその存在を広めてきました。2024年に至るまでの仕入れ数は、2015年の約1,200個から2024年の約35,000個へと29倍に増加。これにより、メルカドバッグが日本の春夏ファッションのアイテムとして確立されることに成功しました。この市場の変化は、メキシコの職人達にも新たな機会をもたらしています。
新たに誕生した「Paloma」とは?
「Paloma」という名前は、スペイン語で「鳩」を意味します。これは、Letraがメキシコの職人たちとの関係を築き上げ、その成果を形にするための象徴でもあります。「Paloma」のバッグは、洗練されたデザインと優れた技術によって生み出され、メルカドバッグの刷新を目指しています。新たなラインナップには、美しい編み模様や異素材を使用したユニークなアイテムが揃い、従来のメルカドバッグの概念を超える存在です。
特徴的な新商品ラインナップ
新しく発表されたバッグの中でも特に注目したいのが以下のシリーズです。
DESIGNERS MERCADO BAG
従来のメルカドバッグとは異なり、より美しい編み模様が特徴の「DESIGNERS MERCADO BAG」。複雑な網目を作り出すために、太さが異なるコードを組み合わせて、高度な技術を要する美しいデザインに仕上げています。特に「CROSS」や「MESH」といったモデルは、その美しさと洗練された印象を与え、高い評価を受けています。
MERCADO BAG with GREAT DETAILS
このシリーズでは、ビーズやクリアハンドルなど、今までにないディテールが施されたバッグが特徴です。「BEADS MINI BAG」や「CLEAR HANDLE BAG」は、ビジュアル的にも楽しめるアイテムで、夏のリゾートシーンにもぴったりです。
価格帯とサイズバリエーション
それぞれのバッグは、約¥16,500から¥24,200の価格帯で提供され、サイズも様々あり、選ぶ楽しみがあります。多彩な色展開も魅力の一つです。
ローンチイベントと今後の展開
「Paloma」は、代官山の蔦屋書店でのローンチを皮切りに、今後WEBショップでも展開される予定です。初期の販売場所やラインナップには限りがありますので、興味のある方は早めのチェックをお勧めします。また、Letraの公式ウェブサイトでは、今後のポップアップショップの情報も随時更新されるため、要チェックです。
Letraの社会貢献への取り組み
Letraは、メルカドバッグの販売を通じて、製造者や裁縫職人の生活の安定や技術継承に貢献することを理念としています。また、刑務所での職業訓練機会の創出を通じて、地域社会における社会貢献にも取り組んでいます。これらの活動は、持続可能なビジネスとしての社会的責任を果たすものといえるでしょう。
私たちの日常に彩りを添える「Paloma」のバッグ。ぜひそのアイテムを手に取って、メキシコの文化と伝統を感じ取ってみてください。