竹島水族館で実施される新たなビジネス研修が注目を集めています
2024年11月12日(火)、愛知県蒲郡市に位置する竹島水族館にて、株式会社やろまいが企画した「新規事業創出たけすい実践研修プログラム」が初めて行われます。この研修プログラムは、自動車部品メーカーの株式会社アイシン新規事業部が参加するもので、実践を重視した内容が特徴です。
竹島水族館の特異な経営モデル
竹島水族館は「日本一ショボい水族館」として親しまれていますが、閉館の危機を乗り越え、独自のアイデアや運営手法によって見事に売上を回復しました。こうした成功事例に着目したやろまいは、参画する企業に対しても実際の課題解決を経験する機会を提供しようと考えました。
研修の概要と目的
研修のテーマは「たけすいの閑散期集客と客単価向上」で、参加者は竹島水族館が現在直面している経営課題を解決するための具体策を模索します。このアプローチにより、参加者は実際のビジネス環境での学びを深め、課題に対する主体的な考察が求められます。
特に、このプログラムは竹島水族館としては初めてのビジネス研修の試みであり、全国的にも注目される予定です。参加者は、実際の現場にて経営課題を学び、問題解決の手法を実践的に体験します。
期待される効果と企画運営
この研修を導入した理由として、株式会社アイシン新事業創出部部長の細井広康氏は、自動車業界が歴史的な変革を迎える中で、画期的な価値創造を行う竹島水族館から新たなビジネスアイデアや視点を得たいと期待を寄せています。このような異業種間の学びが、新たな視点をもたらす良い契機になることが期待されているのです。
研修の流れと内容
当日は、竹島水族館での館長、小林龍二氏からの課題提示を含む見学が行われ、その後、蒲郡商工会議所でのグループワークを通じて参加者自身が解決策を考え、プレゼンテーションを行います。小林館長からフィードバックを受けることで、現場での実現可能なビジネスプランを具体化します。
今後の展開
この研修が成功することによって、やろまいと竹島水族館はさらなる連携を強化し、地域資源を活用した企業向けの実践型研修プログラムを定期的に展開していく計画です。両者の取り組みが広報されることで、新しいビジネス研修の形が浸透すると同時に、企業の価値が向上することが期待されています。
- - 日時: 2024年11月12日(火) 9:30~17:00
- - 場所: 竹島水族館及び蒲郡商工会議所
- - 参加者: 株式会社アイシン新事業部の社員30名
本研修は新たなビジネス挑戦の機会であるとともに、参加者全員にとって成長のチャンスでもあります。今後の展開に注目が集まります。