初の民間相乗り打上げ
2026-04-24 18:18:59

Space BDが初の民間相乗り打上げサービスを実現するH3ロケットの詳細

日本初の民間相乗り打上げサービスの実現へ



宇宙産業の発展に向けて新たなステージを迎えているSpace BD株式会社が、2026年6月に打ち上げ予定のH3ロケット6号機を通じて日本における初の民間相乗り打上げサービスを実現しようとしています。同社は東京都中央区を本社に構え、代表取締役社長の永崎将利氏が指揮を執る注目の企業です。

H3ロケット6号機、その役割とは?



H3ロケット6号機(30形態試験機)は、Space BDが搭載される全6機のペイロードの打上げインテグレーションを担当します。このプロジェクトの一環として、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)との基本協定に基づき、4機の衛星を相乗り枠として打ち上げる計画が進行中です。また、今回の試験機は、日本のロケットプロジェクトにおいて初の民間企業が展開する相乗り打上げとなるため、大きな注目を集めています。

具体的な搭載ペイロードの紹介



具体的には、以下のような大学や企業が関与するペイロードが搭載される予定です:

  • - 九州工業大学を代表とする連携チームが開発した「VERTECS」
6Uサイズの衛星で、可視光の宇宙背景放射を観測することを目的としています。これは、JAXAが進める「産学官による輸送・超小型衛星ミッション拡充プログラム」に基づいて設計されています。

  • - 株式会社BULLが開発した「HORN-L」および「HORN-R」
これらの衛星は、スペースデブリの低減に貢献するための「PMD(Post Mission Disposal)」装置の宇宙実証を行うことを目指しています。

  • - フランスのUnseenlabs SASが提供する「BRO-22」
海上船舶の監視のために特化された衛星で、無線探知技術を活用した独自のシステムを備えています。

新たな技術インフラの導入



Space BDは、これらの多様なペイロードを搭載し放出するために、日本の基幹ロケットでは初となる新技術を導入します。その名称は「インターフェースプレート」で、1つの搭載ポートから複数のペイロードを同時に放出可能にします。この技術実装は、株式会社中央エンジニアリングおよびオランダのInnovative Solutions In Space社と協力して行っています。

未来へ向けたSpace BDのビジョン



Space BDは、宇宙ビジネスをグローバルな産業へと成長させることを目指す「宇宙商社」として、2017年に設立されました。事業の中心は、宇宙への豊富な輸送手段の提供と宇宙空間の活用支援です。さらに、国際宇宙ステーション(ISS)を利用したビジネスプランの検討から技術支援、教育事業まで幅広いサービスを展開しています。実績として、2026年1月現在で衛星取り扱い件数は100件を超え、620回を超える宇宙実験が実施されています。

まとめ



Space BDの取り組みは日本の宇宙産業において画期的な一歩となるでしょう。2026年のH3ロケット6号機の打上げが実現することで、さらなる技術革新やビジネスの可能性が広がります。これからの宇宙ビジネスの動向に目が離せません。


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会社情報

会社名
Space BD株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階
電話番号
03-6264-7177

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