AIで変わるビル管理
2026-05-19 12:50:24

AI技術を駆使したビル運営管理の新たな展望とは

NTTグループが推進するAIコンステレーション、ビル管理に革命を



NTTアーバンソリューションズ株式会社をはじめとするNTTグループの企業は、ビル運営管理の効率化を目指し、先進的なAI技術である「AIコンステレーション®」を用いた実証実験を行いました。この試みは、さまざまな専門領域のAIを連携させることで、都市のデータを分析し、より最適化された運営が可能になることを目的としています。

ビル運営の現状と課題



近年、ビル運営管理では勤務者の増加や業務の多様化によって作業負荷が増加し、人手不足も問題となっています。そのため、効率的な業務運営が求められています。特に、知識の貸し借りや業務の改善提案が難しい現状において、情報を横断的に活用し、効率的なオペレーションを実現する必要があります。

AIコンステレーションの活用



「AIコンステレーション」は、NTTコンピュータ&データサイエンス研究所で開発されている技術で、複数の専門AIを組み合わせて業務の支援を行います。このシステムでは、異なる専門領域を持つAIが互いに議論し合いながらその成果を集約し、意思決定を助ける仕組みになっています。この新しいアプローチにより、業務時間の削減や品質向上が期待されます。

実証実験の結果



この実証実験では二つの業務においてAIコンステレーションを活用しました。

1.イベント企画案の検討


イベント企画に関する実証では、AIシステムを使って3種類の専門AI(イベント情報専門AI、ワーカーニーズ専門AI、ビル施設情報専門AI)が協力し、それぞれの視点からオフィスワーカー向けの企画を提案しました。この過程により、企画に要する業務時間は約50%減少し、年間に換算すると約30人日の余力が生まれるとの見込みが立ちました。参与者からも「新しい視点を含んだ企画が得られた」「短期間での質の高い企画が作成できた」と肯定的な意見が多く寄せられました。

2.サイネージコンテンツの表示最適化


次に、デジタルサイネージに表示するコンテンツの最適化においても実証が行われ、対象者の平均注視回数が4%増加し、特にランチタイムの時間帯では30%以上の行動変容が見られました。こうした結果は、AIコンステレーションを活用することによって得た有意義な証拠とされています。

今後の展望



実証の成果をもとに、今後はAIの活用範囲をさらに広げ、複数の物件での展開を予定しています。運営の効率化だけでなく、名古屋などの大規模ビルにおける空間演出や集客促進にも力を入れ、サイネージコンテンツの調整や生成、パーソナライズ機能の拡充も視野に入れています。

まとめ



NTTアーバンソリューションズグループは、2031年に完成予定のNTT日比谷タワーをはじめとしたプロジェクトにおいて、AIの力で街づくり全体の価値を向上させることを目指します。この先進的なAI技術が、今後のビル運営管理にどのような変革をもたらすか、注目が高まります。


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会社情報

会社名
NTTドコモソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南1-9-1NTT品川TWINSアネックスビル
電話番号
03-5796-4139

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