伊原六花が描く心理サスペンス、ラジオドラマ主演に挑戦！

伊原六花、ラジオドラマ初主演で二役に挑戦

俳優の伊原六花が、ラジオドラマ『JT TIMELESS THEATER～NeoClassica』にて、スティーヴンスンの名作『ジーキル博士とハイド氏』を元にした新作「わたしと誰かの裏の顔」で主演を務めます。このラジオドラマは、毎週金曜日の深夜25時30分からJ-WAVE（81.3FM）で放送中で、彼女の初のラジオドラマ主演作として注目されています。

ストーリーの概要

物語は現代のメディア業界が舞台です。主人公は元アイドルの安高鈴。彼は現在、深夜番組のAD（アシスタント・ディレクター）として働いています。そんな彼の仕事は、雇い主から「暴露系配信者」のハイドの正体を調査するという難題です。当初は困惑する鈴ですが、彼の相棒である縁と共に次第に調査を進めていきます。しかし、ハイドの活動が彼の周囲に波紋を呼び起こし、次第に疑心暗鬼が渦巻き始める様子が描かれます。

このドラマでは、鈴がどのようにして真実にたどり着くのか、また人の表と裏の違いを問いかける深遠なテーマにも触れられます。

伊原六花の挑戦

伊原は、主人公の鈴とその友人である縁の二役を演じます。それぞれのキャラクターの感情を巧みに表現し、声だけで心の動きを伝える演技力が求められるこの役に、彼女はどのように応えるのでしょうか。鈴の揺れ動く感情と縁のミステリアスな雰囲気を見事に演じ分けることで、聴く人々に強い印象を残すことでしょう。この二役を演じる伊原の迫真の演技には、リスナーの心を掴む力があります。

脚本の魅力

脚本には、阿部沙耶佳が担当。彼女は過去に『AKBラブナイト恋工場』を手掛けた実力派の脚本家です。彼女の作る物語は、淡い恋愛感情や寂しさを描くことに長けており、聴く人々に深い共感を呼び起こします。特に、心理的な葛藤や人間関係の微妙な機微を描写するセンスは、今回の「わたしと誰かの裏の顔」のテーマにぴったりです。