経理業務のデジタル化
2024-07-23 17:16:31

経理業務のペーパーレス化を実現する新DXシステムとは

経理業務のペーパーレス化を実現する新DXシステムとは



石油資源開発株式会社がNTTデータイントラマート社のデジタル変革(DX)システム基盤「intra-mart DPS for finance」を導入しました。これにより、同社は月間3,000枚もの伝票処理を完全にペーパーレス化しました。経理業務のデジタル化は、近年の企業活動においてますます重要なテーマとなっていますが、石油資源開発はその先駆けとなりました。

DPS for finance導入の背景



石油資源開発は、1955年の設立以来、国内外の石油や天然ガス資源の権益を所有し、探鉱から開発、生産、輸送、販売に至るまで一貫して手掛ける大手エネルギー企業です。また、LNG火力発電や再生可能エネルギーの事業にも力を入れ、カーボンニュートラルに向けた取り組みも進めています。このような背景の中で、経営計画の推進における手段としてDXを掲げています。

近年、同社ではアナログな業務の改善が求められており、特に経理部門では紙書類に依存した業務が多く残っていたため、これを引き続き進める必要がありました。出社しての対応が必須であり、会計システムにも操作性への不安があったため、業務効率化のためのシステム導入が待望されていました。

その中で、2023年10月から始まる「適格請求書等保存方式」や2024年1月からの改正電子帳簿保存法による電子取引のデータ保存の義務化を受けて、今までの業務フローを見直し、DPS for financeを選定しました。

DPS for financeの特長



DPS for financeでは、次の4つの点が高く評価されています。
1. 業務フローの一元化: 事前承認から申請・承認までを一つのシステムで完結します。
2. カスタマイズの柔軟性: 石油資源開発特有の複雑な承認パターンに応じたワークフローを構築可能です。
3. データ連携の容易さ: 仕訳承認までをカバーし、既存システムとの柔軟な連携が可能です。
4. 豊富な連携実績: 電子請求書システムや文書管理システムとの実績が多数あります。

DPS for finance導入の効果



導入後も、石油資源開発は次の5つのメリットを享受しています。
1. ペーパーレス化の実現: 月間3,000枚の伝票処理が完全にペーパーレスとなりました。
2. 業務フローの効率化: 経理業務に関わる申請・承認を一元管理し、支払側と請求側の両方で電子化を実現。
3. ユーザビリティ向上: システムの使いやすさが向上し、業務効率が増しています。
4. 業務負荷の軽減: 伝票入力や承認時のミスを削減しつつ、負担も軽減されています。
5. リモートワーク対応: 経理部門がリモートワークをできる体制作りが進んでいます。

石油資源開発は、これらの成果を通じて経理業務のさらなる効率化を目指し、高付加価値業務へのシフトを図ります。NTTデータイントラマート社は、今後も同社のDXを支援し、より良い製品とサービスの向上に努めていく方針です。

終わりに



今回のDPS for financeの導入は、業務のデジタル化を進める上での先駆的な事例となるでしょう。多くの企業がこのような取り組みを通じて、業務効率化だけではなく、法令遵守や持続可能なビジネス運営を実現するためのモデルとして期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社NTTデータ イントラマート
住所
電話番号

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