しぐれうい 5周年記念ライブ「masterpiece」がパシフィコ横浜で大盛況！

しぐれうい 5周年記念ライブ「masterpiece」レポート

2024年10月2日、パシフィコ横浜国立大ホールにて、人気イラストレーター兼VTuberのしぐれういが5周年を記念するライブ「SHIGURE UI 5th Anniversary Live “masterpiece”」を開催しました。これは、しぐれういのVTuberデビュー5周年を祝う特別なプロジェクトの一環として行われ、個展やアルバムの発売など多彩な企画が実施されました。

ライブのスタート

ライブ会場のロビーには、しぐれういの手掛けたイラスト作品が展示され、来場者を迎えました。ホール内に入ると、ステージを彩る真っ赤なドレープが目を引き、さらに「SHIGURE UI 5th Anniversary Project」のロゴが映し出されると共に、オープニング映像が開始。会場はしぐれういへの期待感で満ちていきました。

しぐれういがステージに登場すると、最初の曲「ハッピーヒプノシズム」が始まりました。この楽曲は2ndアルバム「fiction」に収録されており、しぐれういの心地よい歌声と魅力的なパフォーマンスに会場は一瞬で盛り上がります。続いて、人気曲「うい麦畑でつかまえて」が披露され、ミュージックビデオも話題になっているこの楽曲に来場者の熱気はさらに増しました。

特徴的な演出と楽曲

ライブ中盤では、「粛聖!! ロリ神レクイエム☆」がプレイされ、会場はその楽曲の独特な世界観に魅了されました。巨大な監獄をイメージさせる演出に観客も圧倒され、しぐれういの9歳の姿でパフォーマンスされる「神っぽいな」では、可愛らしい見た目と少しダークなテイストの楽曲のコントラストに感嘆の声が上がりました。

MCタイムを挟み、会場の温かい雰囲気の中、次に「rainy lady」をパフォーマンス。雨をテーマにした演出が施され、傘を用いたしぐれういの美しいダンスに観衆は釘付けでした。

クライマックスに向けて

ライブは続き、「限りなく灰色へ」という楽曲へと移り、しぐれういのアーティストとしての一面が表現されたステージも印象的でした。「勝手に生きましょ」のパフォーマンスでは、鏡を使った演出が美しく響き渡り、最後の楽曲「愛言葉Ⅳ」では会場のボルテージは最高潮に達しました。

5周年記念の特別発表

最後のMCでは、ライブで新衣装のグッズ発売が告知され、来場者からは大歓声が起こりました。また、5周年を祝うバーチャルシンガー「雨衣（うい）」のプロジェクトも発表され、しぐれういがキャラクターデザインと声を担当する音声創作ソフトウェアのボイスライブラリがリリースされることが報告されました。

感動のエンディング

全楽曲が終了すると、しぐれういがキービジュアルと同じ額縁の中に帰っていく姿が印象的で、観客は惜しみない拍手を送りました。このライブは、しぐれういが持つイラストレーターとVTuberという二つの側面を通して、ファンに向けたメッセージが込められていました。

ライブ終了後、開演前とは異なる教室のイラストの中に、5周年の新衣装を纏ったしぐれういが帰ってくるというサプライズ演出もありました。

しぐれういの魅力が詰まった「SHIGURE UI 5th Anniversary Live “masterpiece”」は、観客全員の心に残り、感動的なひとときとともに幕を閉じました。