現代アート集団GORO-DAO、第2回web3パフォーマンス作品を渋谷で披露

現代アート集団GORO-DAOが新たな挑戦

2023年6月3日、渋谷にて現代アート集団GORO-DAOが第2回目となるweb3パフォーマンス作品を発表します。このイベントは、透明性とオープン性をテーマとした作品であり、マジックミラーカーを用いたフィジカルパフォーマンスや車内から撮影した写真をNFTとしてmintするユニークな内容となっています。

GORO-DAOの背景

GORO-DAOは、NFTアーティストのGoro Ishihataを中心に設立されたコミュニティ主導の現代アート集団です。彼の想い「より意味があると思える何かを創造したい」という理念に基づき、アートへの参加条件を設けず誰でも参加可能な開かれたコミュニティを目指しています。

パフォーマンスの詳細

この新たな作品のタイトルは「Permissionless Magic web3 car」。イベントの開催日時は2023年6月3日（土）13:00-16:30で、渋谷にて行われる予定です。ただし、当日の状況によって開始・終了時刻が変動する可能性もあります。詳細な場所は、Goro IshihataのTwitterアカウントでのアナウンスが行われるため、こまめにチェックが必要です。

このパフォーマンスは、同日開催されるNFT ART TOKYOのGORO-DAOブースとの連動企画となっています。参加したい方はブースでパフォーマンス参加用のチケットを入手でき、さらにメタバースでも参加が可能です。メタバースのURLも、当日にTwitterで案内される予定です。

作品のコンセプト

1. 不透明なweb2と透明なweb3

この作品は、web2時代のクローズドな環境と、それに対するweb3の透明性について対比しています。web2時代では、企業の取引はブラックボックスとなっており、一般市民はその内部で行われることに関して無知であることが多かったです。それに対し、web3ではパブリックブロックチェーンによってすべての取引が公開され、透明性が確保されています。

2. 開放的なweb3

さらにweb3の特徴であるオープン性も強調されており、誰もが自由に参加できる環境を整えています。この作品を通じて、誰でもメタバースを経由して参加できる機会を設けることで、開放的なweb3の特性を表現しています。

3. マジックミラーの象徴

マジックミラーはweb2時代を象徴する存在として、この作品において重要な役割を果たします。マジックミラーの外からは内部の状況が見えず、内部者のみが外を見渡すことができる設計が、web2のクローズドさを体現しています。一方、web3を知る者はメタバースを通じてアクセスし、内部の様子を把握できる特権を持ちます。

NFTの発行

このパフォーマンスでは、マジックミラーカー内での様子がNFTとしてPolygonチェーン上にmintされ、観客はこれを購入することができます。パフォーマンス中に発行されたNFTは、72時間のオークション形式で販売され、収益はGORO-DAOのウォレットにプールされます。

GORO-DAOの活動

GORO-DAOは、その活動の一環として、美術に関心を持つ全ての人々に対応する多様なプログラムを用意しています。アートのダイアログの場や技術演習、さらにはメタバースでの音楽ライブなど、誰でも参加できる環境を整えており、4600名以上のメンバーが在籍しています。

GORO-DAOの活動は、特定の技術や知識がなくても参加できるため、新たなアート体験を提供しています。この特徴から、参加者同士の交流も盛んであり、創造的なインタラクションが期待されます。