近畿大学が東京で産学官連携の発表会を開催、企業との協力をさらに強化

近畿大学が東京で研究シーズ発表会を開催

近畿大学のリエゾンセンターは、2025年8月1日（金）に東京都大田区の大田区産業プラザPiOコンベンションホールで「近畿大学研究シーズ発表会」を開催します。このイベントは、首都圏にある企業や自治体との産官学連携を更に進めることを目的としており、近畿大学の最先端の研究成果を紹介します。

発表会の目的と意義

近畿大学は、関西地域で数多くの産官学連携活動を実施しており、その実績をもとに首都圏の企業が直面する課題解決をサポートします。2025年8月1日の発表会は、リエゾンセンター設立25周年を記念するもので、過去に産学連携活動に大きく貢献してきた教員が最新の研究成果を発表します。これにより、参会者に対して新たな知見を提供し、協力の機会を創出します。

様々な研究が紹介される予定

発表会では、バイオコークス研究所や薬学部、経営学部から、今までの取り組みや最新の研究内容が紹介されます。特に印象的なのは、バイオコークス研究所が提案する次世代のソリッド・バイオフューエルに関する研究です。この技術はSDGsの目標に対する貢献を目指しており、国家基盤となる鐵の製造に不可欠だとされます。

また、経営学部の教授が行うサービスデザインを用いた産学連携の試行や、薬学部の教授による化粧品や食品に関する研究も期待されています。これらの発表を通じて、企業や地域社会がどのように連携できるか、新しいビジネスモデルを生み出す手助けを目指します。

ネットワーキングと交流会

発表会後には、参加者同士の交流を促進するための名刺交換会や、近畿大学が育成したマグロを使ったお造りなどの試食も予定されています。この機会を利用して、参会者は情報交換を行い、新たなパートナーシップを築くことができるでしょう。

参加方法と詳細

発表会は無料で参加でき、定員は80名です。申し込みは公式ウェブサイトから行えます。また、開催時間は14:00から17:20までで、13:30からの受付開始です。

東京都で行われるこの発表会は、近畿大学の産官学連携活動を発展させ、地域に新たな価値を提供するための重要なステップです。特に、首都圏での活動を強化することで、グローバルな視点からも更なる進展が期待されます。

近畿大学の革新的な研究に触れられるこの機会に、ぜひご参加ください。