株式会社MediBangは、ペイントソフト「MediBang Paint」を開発・運営し、すでに全世界で1億ダウンロード以上を達成している企業です。そのMediBangが、韓国ソウルに本店を構える教育機関、SBSアカデミーゲーム学院と提携を結びました。この提携は、両者の強みを活かし、いかに新世代のクリエイターを育成するかを目的としています。
提携の背景と目的
MediBangは「世界中の誰でもクリエイターに」という理念のもと、幅広いユーザーのニーズに応えるサービスを展開しています。一方、SBSアカデミーゲーム学院は、ゲームとコンテンツ業界での未来の人材を育成することに力を入れており、全国に14のキャンパスを持つ大手教育機関です。
この提携により、MediBangのペイントアプリ「MediBang Paint」向けに、SBSアカデミーゲーム学院が持つ専門的な教育ノウハウを組み合わせた新しいカリキュラムが開発されます。このカリキュラムは、初めてデジタルアートに触れる初心者から、既にプロとして活動しているクリエイターまで幅広くカバーし、実践的なスキルを身につけるための道筋を示します。
クリエイターの発信の場を提供
さらに、両者は共同でコンテストを開催し、優秀な成績を収めたクリエイターには賞金やMediBang Paintの有料プログラムなどの特典を用意しています。また、日本を代表するコンテンツ企業への訪問機会も設けることで、学生たちが実際の業界での経験を積むチャンスを創出します。
日本コンテンツ業界への橋渡し
MediBangはSBSアカデミーゲーム学院が育成したクリエイターと日本のコンテンツ業界との架け橋となります。韓国はデジタルコンテンツ市場において非常に高いスキルを持つクリエイターが多数存在し、彼らの才能を発揮できる場を提供することで、両国のデジタルコンテンツの発展にも寄与するとしています。
SBSアカデミーゲーム学院の特色
SBSアカデミーゲーム学院は、次世代のゲーム開発者やウェブトゥーン制作者を育成するために豊富な教育プログラムを運営しています。これにより、学生は実践的なスキルを身につけて、即戦力として活躍できる人材に成長します。例えば、ゲーム企画、ゲームプログラミング、ウェブトゥーン制作など、さまざまな分野での教育が行われています。
MediBangについて
MediBangは、クリエイター向けのソフトウェアやプラットフォームを展開しています。特に「MediBang Paint」は、イラストやマンガ制作ツールとして高い評価を受けており、多くのユーザーに利用されています。また、独自のイラストや漫画投稿サイト「ART street」も運営しており、クリエイター同士の交流の場を提供しています。
このような取り組みを通じて、MediBangとSBSアカデミーゲーム学院は、クリエイター教育のさらなる発展とともに、国際的なネットワークの構築を進めていくことを目指しています。