AIで成果を出す人材の特性とは?
AIの普及が進む中、企業がその恩恵を受けるためには、ただAIを使うだけではなく、それを「仕組み化」し、組織全体に浸透させることが必須です。株式会社パーソル総合研究所は、この課題に対処するため、全国3,300名を対象とした定量調査の成果を基盤にした『AIパフォーマンス診断』を開始しました。この診断サービスでは、個人のAI活用スキルとその成果を可視化し、どのように自らのスキルを運用すれば良いのかを判別することができます。
1. AIハイパフォーマーの特性
調査によると、AIを使った仕事の成果が飛躍する人材には共通の特性があります。一部の人々は、AIを単なるツールとして捉えるのではなく、その活用方法を深く理解し、周囲に広めたり育成したりする役割を担っています。このようなハイパフォーマーは、思考様式やメタスキルにも特異な特徴を示し、閃きを持ち、リアルな思考を活かしつつ、効果的な決断を下す能力を備えています。その結果、同じAIツールを使うユーザー間でも、成果の違いは最大3.6倍にもなることが記録されています。
2. AIパフォーマンス診断の概要
この診断は、個人がどの程度AIを活用できているかを相対的に評価することを目的としています。具体的には、以下の4つの指標で測定を行うことができます:
- - AIパフォーマンス指数
- - ハイパフォーマー特性適合度
- - AI活用成熟度
- - 組織展開貢献度
この診断を通じて、自分自身の成果を全国平均や同じ属性の人たちと比較でき、今後のスキルアップや組織の強化ポイントを明確に把握することが可能です。診断は約30分で完了し、自己評価形式となっているため、利用者が気軽に参加することができます。
3. AIハイパフォーマーの育成プログラム
また、パーソル総研では、AI時代に求められる人材を育成するための体系的なプログラム「AIハイパフォーマー人材の育成プログラム」を導入しています。このプログラムでは、アニマル・スピリット(直感的な思考)と立体思考(構造的な思考)の2つを軸に、人材を4つのタイプに分類し、それぞれに応じた学習が提供されます。
4. ウェビナーの開催
本診断の公開を記念して、8月26日には合同ウェビナーを開催します。このウェビナーでは、AI環境下での人材育成の現状や調査結果の解説が行われます。参加希望者は事前に申し込みが必要ですが、参加費は無料で、誰でも参加可能です。
動き出すAI活用の新たなステージ
株式会社パーソル総合研究所は、AIを活用した業務改善とともに、その実現に向けて人材育成に注力しています。今後も、このような支援を通じて、企業組織のデジタル化を進めていく考えです。より多くの企業がAIを効果的に活用できるような環境作りを目指しています。