新サービスの登場
2025-12-25 15:28:04

日本ペイントが二酸化炭素排出量算定サービス「SUSTAINA SYSTEM」を開始!

日本ペイントがカーボンフットプリント算定サービスを開始



日本ペイント株式会社(東京都品川区、社長:榎本 朋夫)は、2025年12月25日から、塗料に関する二酸化炭素排出量を高精度で算定するサービス「SUSTAINA SYSTEM(サスティナ システム)」を開始すると発表しました。このサービスは、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)から承認されたカーボンフットプリント(CFP)算定ルールに基づき、塗料製品や塗装過程などで発生する環境負荷を明確にし、企業の脱炭素経営の一助となることを目指しています。

近年の環境意識の高まり


環境問題に対する意識が高まる中、特に建設業界では建物における温室効果ガスの排出量を把握し、削減する必要性が強く求められています。日本ペイントでは、このニーズに応えるため、昨年に屋根用遮熱塗料「サーモアイSi」がSuMPOの環境ラベルプログラムで取得した「タイプⅢ環境宣言(EPD)」に基づき、CFP算定ルールを確立しました。今回発表された「SUSTAINA SYSTEM」は、これまでの実績をもとに提供されるものです。

3つの算定段階


本サービスでは、塗料製品やその塗装時、さらに塗装後の各段階での二酸化炭素排出量を算定し、その結果を企業に提供します。具体的には以下の3つになります。
1. 塗料 - 製品自体に関連する環境負荷(原材料、容器の製造、輸送など)を算定。
2. 塗装時 - 塗装工程において生じる二酸化炭素の排出量(プロセスの効率化による削減効果を含む)。
3. 塗装後 - 塗膜の遮熱効果や耐久性が及ぼす二酸化炭素排出量の影響を評価。

企業への情報提供


「SUSTAINA SYSTEM」では、企業が必要な環境情報を取得できる仕組みを整えています。算定結果はライフサイクルアセスメントに基づいた基準に則って提供されるため、客観性と信頼性を兼ね備えたデータが企業の環境政策に活用されます。

さらに、当サービスでは従来製品との比較も行い、削減効果を可視化することで、企業の脱炭素化をさらに推進します。日本ペイントは、環境に配慮した製品やサービスの開発に一層力を入れ、カーボンニュートラルな社会の実現へ貢献する所存です。

サービス利用方法


「SUSTAINA SYSTEM」を利用するには、公式ウェブサイトを訪れて必要な情報を入力し、申込を行う必要があります。具体的な申込手順は、ウェブサイトに詳細に記載されており、算定結果は1週間から2週間ほどで提供されます。ただし、当サービスは企業向けとなっており、一般の方は利用できませんのでご注意ください。

まとめ


日本ペイントの新しいサービス「SUSTAINA SYSTEM」は、環境負荷の低減を目指す企業にとって貴重なツールとなるでしょう。今後も環境意識が高まる中、日本ペイントは持続可能な社会に向けた取り組みを強化していくと考えられます。企業の皆様にはぜひこのサービスの利用を通じて、カーボンニュートラルの実現に向けたアクションを広げてほしいと思います。


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会社情報

会社名
日本ペイントホールディングス株式会社
住所
東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス5階
電話番号
050-3131-7416

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