CBREが佐賀県鳥栖にi-PROの新中核工場をサポート

CBREが支援するi-PROの新工場プロジェクト

シービーアールイー株式会社（CBRE）は、2023年1月より佐賀県鳥栖市に新しい製造拠点となるi-PROの工場設立をサポートしています。本プロジェクトは、閉鎖が発表されたパナソニックコネクトの佐賀工場の土地および建物を利用し、中核工場の構築を目指しています。

プロジェクトの背景

CBREはi-PROからの依頼により、国内での製造拠点の設立に向けて基本計画を策定しました。パナソニックコネクトの既存工場のスペースを取得し、有効活用することで、新たな事業機会を創出しています。この工場は、交通の便にも恵まれ、鳥栖ICから8.5km、新鳥栖駅から4.1kmの位置にあり、地域経済の活性化が期待されます。

プロジェクトの内容

CBREのプロジェクトマネジメント部門が中心となり、生産拠点の要件整理や現地調査を行い、工場改修計画の立案と開発スキームを構築しました。また、余剰スペースの活用法についても提案し、地域との共生を目指しています。

この新工場は約40,200㎡の敷地に延べ面積29,293㎡の規模で建設予定で、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の2種類の構造物を含む、地上2階建および3階建の施設になります。竣工は2026年3月を予定しており、着工日を2025年10月に設定しています。

CBREの役割

CBREはプロジェクトの用地取得やプロジェクトマネジメントにおいて重要な役割を担っています。基本計画の立案から設計施工者選定、アセットマネジメント、リーシングマネジメント、物件の売買取引のサポートまで、多岐にわたり支援を行います。

特に、じっくりと調査を重ねることで、工場の設計から施工に至るまでの各段階で最適解を導き出す手助けをするのです。CBREにとって、これはただのビジネスではなく、地域の発展や環境に対する貢献を目指すプロジェクトでもあります。

期待される効果

この新しい工場の設立は、地元経済にも寄与することでしょう。i-PROの工場が地域に根付くことで、新たな雇用創出や地元企業との連携も生まれる可能性があります。

CBREは、今後もターナー＆タウンゼントと共に、i-PROのビジョンを実現するために全力でサポートを続ける予定です。このプロジェクトを通じて、国内の製造業の未来に貢献できることを期待しています。