POWチケットの効果
2025-07-17 10:03:36

スキー場のサステナブル化が進む!POWチケットの寄付効果とは

スキー場の持続可能な未来を拓く「POWチケット」



一般社団法人Protect Our Winters Japan(通称POW JAPAN)は、スノーコミュニティが気候変動に立ち向かう取り組みを進めています。2018年に設立されたこの団体は、特に冬の環境保護に力を入れており、スキー場のサステナブル化を目指した活動をしています。この活動の一環として、2024-2025シーズンからは、購入金額の一部がスキー場のゼロカーボンやサステナブルな取り組みに直接支援される「POWチケット」を導入することが発表されました。

POWチケットの概要



POWチケットは、定価に300円から1,000円の寄付を上乗せしたリフト券です。この取り組みが開始された初年度には825名のスキーヤーとスノーボーダーが参加し、寄付総額は807,700円に達しました。この寄付金は、スキー場各所で環境保護活動に用いられ、驚異の140トン以上のCO2削減効果を実現しました。これは、年間でスギの木約1万本が吸収する量に相当します。

スキー場ごとの具体的な取り組み



各スキー場では、寄付金を活用してさまざまな環境保護活動が行われています。例えば、舞子スノーリゾートでは、リフトの電力使用量を100%再生可能エネルギーに切り替えました。エイブル白馬五竜は生ゴミ処理機の導入を計画し、湯沢中里スノーリゾートでは50%の電力を再生可能エネルギーで賄うなど、各地で具体的な行動が進められています。

購入者の声



実際にPOWチケットを購入した方々からは好評の声が上がっています。フリースキーヤーの川口徹さんは、「POWチケットを選ぶことで、自分のプレーするフィールドに還元ができる」との意見を寄せています。このように、購入者たちが自分たちの選択を通じて、少しでも環境に貢献できているとの実感を持っています。

総括



POWチケットの導入により、スキー場は持続可能な取り組みを強化し、スキー愛好者たちもその活動に寄与できるステップを踏み出しています。「自分たちの遊び場を守りたい」という共通の思いが、スキー場とスキーヤーの間に新たなつながりを生んでいます。今後もこの試みは続き、さらなる多くのスキー場が加入することに期待が寄せられています。2025-2026シーズンに向けた新たな活動が今から待ち遠しいです。

POW JAPANの今後の展開



POW JAPANでは、引き続き継続的な活動を通じて、スキー場のサステナブル化に向けた取り組みのネットワークを広げていきます。気候変動から冬を守るために、ぜひ多くの人々がこのプロジェクトに参加し、具体的なアクションを共に起こしていきましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人Protect Our Winters Japan
住所
長野県大町市平20022番
電話番号

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