フォークリフトコンテストでの技術力向上
2024年10月17日、東京流通センターにて開催された「第12回フォークリフトコンテスト」。これは、SGホールディングスグループの一員である佐川グローバルロジスティクス株式会社が主催し、フォークリフトオペレーターの安全意識や運転技術の向上を目的としたイベントです。
コンテストの目的
フォークリフトオペレーターの安全意識を高めること、その技能を高めること、そして事故のリスクを減らすことを目指しています。当社では、グループ内での技能向上のために、従業員を講師として派遣し、様々なトレーニングを行っています。このコンテストは、オペレーターが日常業務で培った技術をテストする貴重な機会となります。
参加者と競技内容
今年のコンテストには、全国9エリアから選ばれた16名のオペレーターに加え、グループ会社から2名の参加者が集まり、合計18名が参加しました。競技内容は次の通りです。
1.
学科試験: 法令や装置の構造、運転に必要な力学についての筆記試験。
2.
実技試験: 「始業開始前点検競技」では、迅速かつ正確な点検を競い、「荷役操作競技」では、安全な運転や高品質な積み降ろしを行う技術を評価されました。
新たな試み
今年から新たに加えられた、貨物用エレベーターでの荷物の搬入・搬出を含む実技試験が話題を呼びました。この実技は、実際の物流現場をよりリアルに反映した内容で、参加者は実践的な環境での操作技術を試されました。
安全と品質を重視
佐川グローバルロジスティクスは、物流業界の一翼を担う企業として、「安全」と「品質」を最重要視しています。今後もフォークリフトオペレーターの育成や、全従業員の安全意識の向上に取り組んでいく方針です。コンテストを通じて、参加者たちのスキルがどのように向上したかを確認することは、業界全体にとっても大きな意義があります。
本コンテストは、参加者だけでなく、企業全体の安全文化を育む重要なイベントです。それぞれの技術を持つオペレーターが一堂に会し、互いに刺激を受ける場でもあります。今後のコンテストの発展にも大いに期待が寄せられています。